入院中の様子を書くのを躊躇している。
コロナ禍による医療崩壊のとばっちりを受けたのだとは思う。それとまあ、地方医療の意識の格差?
誰かを悪くいうつもりはなく、あったことをフラットに書こうと思うけれど、あっけにとられたことや、軽い怒りが、いくつもあったのは、事実だ。
「医療崩壊」が具体的にどんなことなのか、マスコミはもっと取り上げればいいのに。と思う。なぜ、話題にしないのだろう。
ナニカを責めるためでなく、事実を公にして、みんなで考えるために。
父のような、ある意味「被害」は、きっとほかにもたくさんあるはず。
最初は、東京の病院に連れていく選択も考えた。わたしの生活の拠点が東京なのだから、そのほうがいろいろと楽だ。
だが父は別荘に20年間住み着いていたわけで。だったらここが終焉の地なのだろうなとも。東京より医療レベルが落ちたとしても、そこは受け入れよう。
さて。入院が決まった時の様子を。
内科の外来受診で、エコーを撮ったら大量の尿が排出されていないことがわかり、尿道にカテーテルを入れたら、1200cc出てきた。おとうさん、すっきりした? 病院に来た時よりも体重が1キロ以上軽くなっちゃったね。袋に溜まる尿の捨て方をレクチャーされ、これは今後、自宅でもできますからね。はいはい。
ただ同時に脱水症状も起こしているので、今日は点滴が必要です。これは自宅では無理なので、今日は入院しましょうと。
ねえ、こんな説明だったから、そのときは1日2日の入院だと思ったわよ。
少し前に友人の入院につきあったからね、入院手続きは慣れたもので。
ナースステーションへの父の病状等の伝わり方が、少し曖昧なのが気になったが、そこはたぶんわたしが気にしすぎるタチなだけだから、よね。