あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

■創る 2020

50年前の疑問

小学生の頃『アタックナンバー1』というアニメを観ていて、漠然とした疑問があった。50年たった夕べ、急にわたしの中で、その謎に決着がついたという話。 名まえもしらないキャラである。最初はライバルのチームにいたのかな。主人公に憎々し気だったのが、…

会田誠サン

「読み始めた本がおもしろいよ」と友人からLINEが来る。「多摩美の芸祭のはなしなの」。タイトルを検索かけて、あれ会田誠さんって多摩美だっけ? 「芸大。昔、ウチの芸祭に来て驚いたらしい」 へえ。 この友人はときどき、わたしにとっての「神の声」を降ら…

ゲッセマネ

10代の頃、古い映画をひととおり観ておくことが教養の一部であると思っていた。 その中で出会ったキリストの生涯を扱ったどの作品かで(つまりタイトル忘れました)、ゲッセマネのシーンと出会った。それまで読んでいた児童向けの聖書物語的な本には出てこな…

手塚書房にて

そういえば、最近のブログで絵金さん愛については書いてなかったな。(そのうち書きます)まずはそのへんから。 江戸時代末期の高知にいた絵師に、わたしは40年くらい恋をしてて。いつかは原画/屏風絵を高知まで観に行く!と思いつつ、言いつつ、なかなか行…

『天神さまのほそみち』

燐光群 @ザ・スズナリ 別役実 作 坂手洋二 演出 コロナで劇場閉鎖後、初めての観劇! ヘアスプレーやらふぉ~ゆ~やら、ここまでいくつの屍(失礼)を乗り越えてたどり着いただろう。 検温のために劇場前で間隔あけて並んでるときも、すでに、ああああって感…

『サンセット大通り』稽古場リポートしましたよ

わたしの名刺には、LINEのQRコードを入れてあるの。 今回ホリプロさんのご依頼はそちらをたどってきてたし、なんならその後の日程等打ち合わせもライングループで、でした。時代だわね。 ↓↓ こうしてみると、文字が多いわ。全4回では、足りなかったです。 稽…

ゴドーに迷いながら

かなり前にキッカケがあって、ベケットの『ゴドーを待ちながら』の写経(劇作家用語)を始めた。 あとで理由を書くけど、途中で長い中断があり、最近復活して、現在また手が止まっている。(ので、珍しくブログ書いてるw) 写経といっても、台詞をそのまま書…

『スチュ』のついしん

書き忘れ。世田谷パブリックシアターの凄さ。たぶんだけど。『メアリ・スチュアート』では、不思議な構造で舞台を使っているのだけど、どんな角度でも、役者の声が自然に聞こえた。なんなら階段の下、まだ姿も見えず、背中を向けてるはずなのに、そこからの…

『スチュ』と『ステュ』

東京では同じ時期に、 『メアリ・スチュアート』 『メアリー・ステュアート』 と、二本のストレートプレイの公演がありました。(あ。まだやってます! さぁ今すぐ三茶と赤坂に駆けつけて、ともに酔おう!) 『メアリ・スチュアート』はシラー作の群像劇で、…

さて。

ミュージカルを観ました。熱狂的な評価を得ている作品で、すばらしい箇所もたくさんありましたが、 わたしには、 根本的な部分で、めっちゃ首を傾げることが。。。 さて。 ブログに感想を書くか書かないか。 書くにしても、正直に書いていいものかどうか。 …

年越し

歳の暮れの街や駅は、お約束だとでもいうように人が多くて、さくさくと歩けない。その日のわたしが大荷物を引きずっているのは、年越しの料理や菓子などを八ヶ岳の別荘に運び込むからで、駅ではバリアフリーの進路を選ばないといけないのだった。 三茶の駅の…