あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

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在宅介護はじめました-6

ブログの流れを分断しちゃうけど、今週は怒涛の日々でしたので書いておきたい。

そして父が心身とも激変したおはなし。

 

4/5(月)

・在宅医療の先生がご提案・貸出してくださってた歩行器の使い勝手がとてもよかったので、あらためて業者さんから同じタイプのをお借りし、父の身長にあわせて調節していただく。

夜中に家の中を歩き回るにしても、安定したので、わたしがつきっきりでいる必要はなくなり、好きなだけ歩かせることにする。(様子を見て介助する)

・介護認定のため市の職員さんがいらして面接。これについてはいずれまた書くけれど、聞き取りされた内容から日常の反省点が浮かび上がる。無意識のうちに入院の延長の気持ちでいたので、父はずっとパジャマで過ごしていたし、口内ケアもずさんなままで許してたの。ごめんなさい。

というわけで、食後は薄めたリステリンでぶくぶくさせる。夕飯後は入れ歯の洗浄。

 

4/6(火)

デイケアで入浴。

・帰宅後、ズボンだけわたしのトレーナーに履き替えて(上はコート来ちゃうからそのまま)、車で花見に出かける。

清春美術館近くのスポット。父は歩行器で歩きたがったが、倒れたときの手間を考えて車椅子に乗せる。ちなみにわたしは病院などでボランティアをしているので、車椅子の操作がめっちゃ上手なのです。

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近くではこんな風景も! こいのぼり久しぶりに見たよ。

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パジャマ以外の服を着たこと。車椅子で散歩したこと。外で冷たいカフェオレを飲んだこと。太陽光をたくさん浴びたこと。

このへんが父に刺激を与え、自意識を少し呼び戻したらしい。

結果、

・これ以降、夜に起き出す回数が少なくなったきた。

・逆に妙な自意識が活発化?して、夜中、半年前に処方してもらったという下剤を勝手に飲むという暴挙に出て、わたしとケンカになる。知らないその薬を検索したら、現在の父にあってはならない副作用が列挙されてて、焦る。(薬が入っていた箱は隠しました)

 

4/7(水)

・マイナカードの住所変更しに市役所に行く予定でいたけれど、夕べ飲んだ下剤がどう反応を起こすかわからないので、自宅で過ごす。出先で急におなかが痛いと言われても対処できる自信ないし。結局、なにもなかったけど。

ちなみに父は、市役所にいく予定だったことも、勝手に下剤を飲んだことも覚えていない様子。

 

4/8(木)

・介護サービスを使って、父、はじめてのお泊り。連絡ノートには、食事や夜中に起きた時の対処など習慣についてを箇条書きにする。

・わたしはしばらく保留にしていた歯医者の治療のために一泊だけ帰京。

・数日前までは、車で一緒に東京に行って、わたしの家に泊まるとごねていたが、いつの間には覚悟をきめてくれた、らしい。(もしくはごねたことを忘れた)

・二子玉のユニクロで、父の外出用に腰ゴムのパンツを2本購入。

・地元の三茶でうろうろと買い物してたら、友人とぱったり。ささやかなおしゃべり。あ~心が洗われたよ~ 

・そしてわたしは3週間ぶりに、起こされることなくぐっすり眠れる!と期待してたのだが、夜中に胃炎を起こして結局は目覚めた。はああ。ま、胃炎を起こせるくらいはリラックスできたらしい?

 

4/9(金)

・高速バスの降り口にとめておいた車でそのまま、介護サービスのおうちに迎えに行く。父は外面がいいので「ふつうの人」としてふるまっていた。

他人と暮らすことは、人としての自意識を刺激するのかも。

・帰りにあっちの道から帰ると指さすので、清泉寮のソフトクリーム食べていく?と訊く。ひとつは食べられないというので、ふたりでシェア。

・なんとなく、会話っぽい会話ができるようになってきた。

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4/10(土)

ツイッターの流れで龍岸寺(真田信伊の墓所)を知り、車で向かう。夢のような風景のお寺でした。車には車椅子と歩行器を積んであるが、父は杖で歩くという。

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歩数計みたら600歩くらいだったけどね。

↓↓ 三色すみれ

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↓↓ 父に歩めるはずもなく、墓所までお参りはできなかった。遠くから心の中で、以前、信伊公を演じた友人の活躍を念じる。

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夕飯には、うどんを食べたいと言い出した。大丈夫? 食べられる?

退院(3/18)直後、父は言葉と右手が不自由と化し、なにも持てなくなってたし、なんなら入院直後(3/5)にはスッカリ呆けて無反応だった日もあって。

それが右手にお箸をもって、たどたどしくも自分でうどんを食べました。

 

ひっそりと感動。