(その1としたのは、春ごろ、別の偲ぶ会の予定があるからです)
1月にあった父を偲ぶ会は、実践女子学園中・高の軟式テニス班(現ソフトテニス部)のOG会が主催してくださいました。いろんな世代の女子が60人ほど。壮観でした。
しかもその日。雨が降ったので予定されていた現役生たちの試合がなくなり、生徒さんたちも20人くらい参加してくれました。
祭壇をつくり、献花ではなく、献球。
もともとは顧問だった父を中心にしたお集まりだったようで、父が亡くなればそこまで。の流れもあったようなのですが、
せっかくここまで続いてきたわけだし、
ご挨拶するとき、現役生も含めてつなげていってほしい旨を伝えました。なので、特に先輩方、今日は現・顧問の先生と、ぜひぜひ顔をつなげていってくださいますよう。(笑
雑感を3つほど書こうと思います。
その1
今回のまとめ役さんは、わたしの大学の先輩の妹さんなので、事前のやりとりも気安く密にできました。
あれをします、これをやりたいです。と、次々と連絡がくるので、最初、そんなに大げさでなく気楽に、と言おうとしたのですが、
やめました。
思いついた工夫を全部やりたいのなら、そうしてもらおう。
黙って見守る。
するとね、
たぶん、同じようなときに父が感じていたであろう愛しさのようなもの、傍観するゆえのつながりが垣間見え、
感動しました。
その2
これは聞いてとてもショックでした。
教師の働き方改革の観点から、先生の時間外労働になるクラブ活動は廃止に向かっているって、
知ってた?
クラブ活動は、学外・地域対応になる方向なんですと。
現・顧問の先生は、このOG会とうまく連携出来ないかとおっしゃってました。
あとから思ったが、
長い目で考えると、軟テ班OG会だけの話でなく、同窓会(校友会)の役割では?
もしかして、都内の専門大学の役割も出てくる?
とかね。
すぐに結論は出ないわね。
その3
80人の各世代の女子たちを眺めながら。
以前、恩師が言っていたことを思い出していました。
昔は性自認について、みんなで無知・無頓着だったけど、これだけ大勢の女子たちがいれば、そりゃいろいろがいたはずで、気づいてあげられなくて、フォローしてあげられなくて、かわいそうだったのではないかと、今になって思う。
うん。わたしの学年に卒業後に自死したコいるよ。
笑い転げている80人の中には、
実際の性自認はわからないけれど、マニッシュな服の方が混じっていました。
むーん。
分類する言葉がなかったから、自覚できてない可能性のほうが高いかも、だけど。
わたし自身も、淡白なのよと説明しながら、違和感をなんとかやり過ごしてきました。
(デミロマンティック・デミセクシャルですって。とてもとても限られた相手にしか、そういう感情を持てない)
グラデーションやオーバーラップを考えると、分類するほうが無理じゃないですかねと思うが。ホラ、分類が差別を生む?
あ、でも分類しないと、
無頓着・無神経な方々に認識してもらえないか。(分類しても認識できない方々もいるみたいだしな。あれは拒絶なわけ?)
性自認だけじゃないよな。
耐えがたい「世間の無神経」から距離を置きたいわたしです。わかる?
他人の干渉に傷つくことに、傷つく自分とか、理解してもらえるかな。
そっちに悪意があるないの問題じゃないよ。
しかたないので、戦わないでどうする!と自分に叱咤激励が必要。
まあ、大半は逃げてますけどね。最近。