あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

……つまずいてる

なんだか、ずっとずっと書けないでいる……。 頭の中が固まっている。 なんでだ?と思いながら、日々の忙しさの中で自分の中から「書くこと」「組み立てること」そのものが遠ざかっている。 体力の限度だけか? 何につまずいている、自分?

描きたい世界が、すうっと解放されていかない。 

ワークショップでは
師匠はようやく鬱から脱してきたものの、本調子ではないみたい。 あやふやな泣き言は言えそうにない。
moyuはすいすいと第1稿を書き上げた。 あまりの速さに全員で脱力。 これから細かい手直しはあるだろうけれど、何よりも素材がすごい。 舞台になったら観たいと思う。 硬質な感動がある。 ファン1号を宣言しとくの、忘れてたな。
pikeくんは、しばらく役者が優先だと? この間、さんざん自分は役者に向いてないとか愚痴ってたのにね。 かれの短編は、塾の中のおねーさんたちのアイドルになっている。(本人ではなく文章が!)
katsuraさんは公演を前に、PCがぶっ壊れたと怒っている。
rin♪は風邪でダウン。 恋人くんに甘やかされてるようだ。 いいなあ。
iyo♡ちゃんは、……悩んでいる。 もがいている。 だからわたしも、がんばろうって思う。
……そのほかのメンバーたちも、みんな……。

劇作の友人たちがそれぞれに、具体的な行動を展開させているってのはイイことだ。 自分がちゃんと地面に立っていることを意識させてくれる。 投げやりにならないで済む。
(そして周囲に魅力的な人たちが大勢いるという幸せ♡)

とまあ、劇作をしてたい気持ちはあるわけで。 
しかたがない(?)から、この数日はその前に書いていた「エゴイスト」を手直しする。 おお、成長はしているようだ。 細かい手直しがすいすいとできる。 作法のうえで下手だった部分が、ちょっとわかったみたいだ。
タイトルも変えてみる。

年末締め切りの公募がある。 ……こっちを出そうか。 素材的に向いているとは思えないけれど。 

「春酔いの島」に詰まっている原因は、たぶん設定なのだ。
神と人の設定を、全員、人に置き換えるために、思い切って設定を現代まで引き寄せてみた。
全員の名まえに、苗字をつけたわけだ。 記号だったコロスにも。
確かにわたしの中で「神」と「人」との質感は違うらしく、プロットは情景描写からエピソードの積み重ねへと変化した。
でもね、
クライマックスに災害を引き起こす子どもの能力が、現代だと「超能力(超自然)」に括られちゃうわけで、それがどうも自分の中で消化できないみたいだ。
太古の時代だとそれはただの「ちから」で、自然に寄り添ったものとして描ける気がする。

というわけで、
歴史が苦手なわたしが、どの(偽)歴史に置き換えるかと悩む時点で、
思考がストップして現在に至る、というのが状況か。

まあ、こう書いてる時点で、少し決心がついてきたのかもしれないけれど。 

お、今、思いついちゃった。 ミュージカルとして構成したらどーなんだ? (moyuから風邪をうつされたらしくて、その熱のせいの幻想か?)