宣伝クリエーター(稽古場リポーター)としてかかわったミュージカルの東京千秋楽を拝見させていただきました。
すべてのはじまりの2/26(面接)から続く、幸せな幸せな体験でした。かかわったすべての方々と、少しだけ迷惑を受け止めてもらった家族や友人に、心から感謝します。
カーテンコールではミュージカル初挑戦だったれんちゃんがかなり泣いてたみたいで(ウエンツくんが所作でからかってた☆)、うんうん♪ こみあげてくるのは自分と戦い続けてたどり着いたからだよねと、あ、今、書きながら、わたし、今さら、もらい泣きしちゃったよ。
(ちなみに初日では、大ベテランなのに初ミュージカルに挑戦された風間さんが男泣きしてました)
二週間ぶりに観た舞台は、
しのぶさんの低音が豊かな表情になっていたり、
かざまさん、わー、自分の声としてソンドハイム(超難関曲の代名詞)歌ってらっしゃる!だったり、
リーベスリーダースがみんなやんちゃを発揮していたり、
ウエンツくんとれんちゃんが、設定年齢に合わせて、ずっと幼くこころもとなく見えるようになって、だから青春の叫びや選択!が輝いていたり、
とーこさんとクリは、ザ・ミュージカルコメディ!な立ち位置を確立してて、
かとちゃんのペトラは人生謳歌がはじけてて、
きゅうさんはまさかの、ちょっと野卑なフリードになってて、(ってか、全員の歌唱があがってきてるってことは、この期間、全部につきあってらっしゃったってこと?と頭がさがって)
考えてみたら、しぃちゃん24歳だっけ?なのに、あの美少女ぶりはすごいなとか、
きのさんのマダム、あー、やっぱ大好き! デジレに負けてない母なんだって思い出させてもらった!とか。
すてきすてきすてき。豊かに進化してたのですよ!
このミュージカルは、やっぱり特別で。ほかに類のないジャンル(オペレッタが一番近いのかな)だと思うし。
たぶん自分自身の人生との向き合い方によって、味わいが変わる気がします。
40年前には気づかなかったこと、いっぱい魅せてもらいました。
(欲を言えば、言葉と音楽のグルーヴ(高揚感)がもう少しだけほしくて、でも言葉に関しては、来日演出家さん(異言語)の限界だと思うし)
そして今後の日本のミュージカルにとって、願わくば、節目の作品となりますように! 観客を芝居に引き込む(プッシュしないで、向こうからきてもらって!と、演出マリアさんは繰り返してました)とはどういう技術なのか、洗いなおせる役者さんが増えていってくれますように!
ちなみに、レポート(コミックエッセイ形式)のSNSアップについては、若い友人たちからありがたいツッコミをいただきました。
宣伝部の担当の方と話したら、受け手がわの年齢層を考えたら一概には、、、という話題にもなりましたが、
もしも次回があったなら、また新しい方法で挑戦してみたいです。
『リトル・ナイト・ミュージック』の公演はこれから大阪、静岡、富山とめぐりますよ! お近くの方はぜひ!!!