高校のときの家庭科の先生がおっしゃるに「お菓子は愛情をこめて作らないと失敗する!」。当時の先生は恋してたんだなとわかるのは、少し後になってからですけれど、教えはいまだわたしの中に残っている(微笑)。
でもね、先生。愛情こめても、単に疲れてて失敗するときだって、あるんです~
トルタ・カプレーゼ。
カプリ風タルトって意味になるのかしら?
カプリやナポリの各家庭で日常的に作られ愛されているチョコケーキのことだそうです。わたしがいつも作っているブラウニーのレシピと似ていますが、小麦粉をつかわない!
ナポリが話題に出てくる舞台の差し入れにと思いつく。
が、まさかこんなにたいへんなことになるとは、計算外だったよ~
まず作り置きOKであろうレモンジャムを作る。おいしい! ちょっと失敗だったのは、レモンの皮をもっとゆでないと固い。
結局、もう一度レモンを買ってきて作り直しましたよ。(わたしは少し凝り性です)
ついでにお弁当用のマヨネーズバックも買い、ちまちまとジャムを詰める。
チョコケーキはぶっつけ本番で作るつもりでした。が、ジャムで失敗して不安になる。試作しといたほうがいいかしら。
というのも、スケジュール的に前日は、友人といろいろ遊び惚ける予定だし。帰ってからケーキ焼くことになるから。不安材料はつぶしておきたい?
思い立った時点でも素材はちゃんと家にあるので、試作に問題なし。
簡単簡単! 楽勝だな~
そのときの試作は、病院ボランティアの際、みなさんに食べていただきました。よしっ好評価っ!
(レシピはホールですが、差し入れなのでカップケーキ)
さて当日。13時に待ち合わせた友人と別れたのは、夜の12時過ぎでした。帰宅。こたつで少しあったまってから、「愛情愛情」と呪文を唱えながらw
クルミのローストからはじまって、チョコケーキを作り、
んん? ま~大丈夫かな? 焼けた焼けた!と、
ベッドにもぐった時点で、あ~ラップかけといたほうがいいな~とか思いながら、
寝ました。
数時間後。
起きて、お風呂に入って、ケーキに触ったのは、家を出る一時間半前。
え、なに? 固い? なんで? ええ? どうしよう。
瞬間、焼きなおす時間? 材料? と確認する自分がいたが。や、無理だし。
。。。。。。
どうしてぇ? 一回目は簡単に上手にできたのに。
。。。。。。
どうしよう。
幸いというか、二度目に作ったレモンジャムはかなり「ゆるい」=水分が多い。
ので、
チョコケーキにぶっかけました。うんうん。少しやわらかくなった!
えーと。
。。。。。。
個別包装して、
「ごめん。失敗したぁ!」とメモして、差し入れました。
感想は、まだない。
反省点は。
バターを室温で溶かしておくのを忘れたので、チンした。けれど、溶かしすぎた!
バター液体だった! たぶん失敗はそこ!だという気がします。