あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

きっかけ

昨日からね、
ケーキやさんになれるね!と、いっぱいいっぱい言われてるんだよ。 (笑
 
 
橋本Pのご飯会にね。
いつもおいしいケーキを差し入れてるえみちゃんの真似をして、
今回はわたしも、チョコブラウニーとレモンメレンゲパイを焼いて持ってたんだ♪
 
チョコブラウニー! ねっとり〜とおいしく作れるようになったよ〜♪
会場に出して30秒でなくなったそうだ。(ジェンさん談)
なんだかみんな、とても感動してくれて。うれしかった!!
  
 
それからさっき、いとこから電話があって。
あ。先日、父の米寿(数え年)のお祝いのときのお土産と一緒に、
フルーツケーキを焼いて一切れずつ、ミニカードをつけて入れといたんだけれど。
あれがおいしかった〜って。 
(1日1センチ以上食べたらダメと言ってる、バターとお砂糖たっぷりのアレです)
 
 
で。この年齢まで、ケーキを焼いたことのなかった身としては、
ケーキの褒め言葉って「お店、だせるね」なんだと知りました。
人生初だよ!
こんなに大勢から、何度も言われるのって!
 
 
いやいや。いつも同じには焼けないから無理よぉ!って応えながら。
内心では、
そりゃ、素人が焼くケーキはコスパ無視だしね、と舌を出しながら。
 
 
 
ケーキやさんになる人は、何をきっかけにプロを目指そうと思うんだろう?と、
不思議に思ったんだ。
 
まんがとか描いてた頃だったら、登場人物のモチベーションとして、
「褒められたのがうれしくて」とか、「おいしい笑顔を見てたら幸せで」とかと設定するだろうし、
実際にインタビューでそんなきっかけを語る料理人さんの声を聞かなくはないけれど、
 
絶対にあり得ない。と思う。と、気づいたんだよ。
 
 
じゃあ、どんなきっかけでケーキやさんを目指すんだ???
  
それとも。
同じキッカケとめぐり合いながらも、
ケーキやさんになろうと決心する人と、あり得ないと思う者がいるってことなのかな。
 
この年齢ですから、
わたしはコスパとかロスとか経営の面倒とかがクリアにイメージ出来すぎて、
夢を描けないってのもあるか。 苦笑い。

 
 
 
それからね。現在の大いなる謎は、体重のキープです。
 
失敗作を捨てずに消費しようとすると、デブへの道、一直線なんだよ。
この2年くらいで、わたし確実に太りましたっ。
先日の健康診断では、お医者にあと2キロ痩せましょうねと言われたし。
 
スレンダーな料理人の方たちは、みなさんどうしているんだろう。
 
(これからは失敗しても食べに行くから呼べと、みんなに言ってもらいました)