影絵を上演する際に、
ごめんなさい~台本とか絶対覚えられませんから~とスラックに書き込んだわたしに気を遣ってくださったのか、
もともとの予定なのかはわかりませんが、
川村さんの構成・演出は、
大きなストーリーをつくり、各シーンの着地点だけ決めて、
川村さんの[カエルのヤマダ]とのフリートーク!という形をとってくれました。
さすがに会話なら、できる。
初対面同士が出会って、自己紹介して、池袋の話をして、カエルのヤマダの質問に答える。
あ、わたしの趣味として、全力で、会話の予定調和を崩しました。
これが、ウケた。
わたしだけでなく、みんなの会話も基本、カエルのヤマダを戸惑わせる方向で、
カエルのヤマダがええっ?となるたびに、客席は笑う。
みんな、スラスラというよりは、朴訥な会話なんだが?
それなのに、
それだから?
「言葉が客席に届いて」、お客の心を揺さぶっていた。みなさんが楽しんでくださった。
おお。
過去、創ったミュージカルの、客席からじわじわくる感動の揺らぎとか、息をのむ緊張感とかとは、質が違う。
なんなんだ?
この客席の満ち足りたリラックス感はなんだろう。
あ。みんながカエルのヤマダと川村さんが大好きだから、というのは確かだな。
で。
こういう芝居って、描けるのか? あれ???
劇作家として、
いいのか? これに感動していいのか?
アドリブ至上主義を目指しちゃったら、今後自分は何を描く?
だってそれは。
建築家が、設計図を引かない方がステキな家が建つねって、言うようなものだよ。
あれ?
というわけで、
今のわたしは大きな課題を抱えることになりました。
あの空気感を内包できる戯曲の書き方を考える。
最終目標は、大昔に書いてそのままになっている『春酔いの島』を影絵で創る。
(ブログをひっくり返したら、2006年だって)
『春酔いの島』は古事記をベースに降ってわいた戯曲で、
そこで描くべき「日本人の本質」を探して、わたしはずっと神社や縄文文化をひっかきまわしてるわけだが、
いきなりは無理なので、
自分の中でまず、短編童話を影絵にする。としたら、どうする?
キャラデザインは、
今回の受講生で、影絵作家をめざしてる20歳のゆーやくんっぽいのが、めちゃかっこいいんだが、その方向でできるのか?
背景は、小道具はどう処理する?
そのためには、どんな童話を選べばいい? トルストイ、小川未明あたりか?
本、読まなくちゃ。
そして。影絵のキャラは基本、横を向いてて、客席に視線を投げられない。わけで。
発する言葉は、スクリーンの向こうからで、直に客席にぶつからない。
それで、たとえば人生を、強く語れるのだろか。
わからないわね。
どう考えても、たかが6回のワークショップに参加しただけで、見る夢ではないw
でも見てしまったよ。
とりあえず。とりあえず。
童話のワンシーンを選んで、一枚の絵を作ろう。
そこからだな。
アドバイス、アイディア、あったら教えてくだされ~
(このシリーズ、おしまい)