2月23日金曜日
13時に三軒茶屋駅で年下の友人と待ち合わせ。
かの女の春からの就職先に絡んで、今後相談することが出てきそうなので、そちらの価値観のすり合わせを始める心づもりもある。
すぐに、
丁寧に見てたらとても時間が足りないから、ざくざくと見ようネとなった。
女子美の展示室では、女子美卒の共通の友人の名を上げ、展示物の雰囲気がなんとなーくかの女らの作風と同じ匂いだねえ、とか。
写真撮影可。
自分の好きな世界と、三茶de大道芸の装飾ボランティアの参考になりそうなアイディアを撮影。
撮ってみると、今の自分がどんな世界に惹かれるのかが、わかるのだった。
(ごめんなさい。作家名はチェックしてません~)
↑ よくよくみると、人が抱き合っている。
↑ 質感のバリエーションが好き。
↑ ざくっと描いてるが、透明感とゆらぎがキレイ。
↑ これも質感がステキ。ざらざらとかこんもりとか。音や動きがわたしの中で反射するな。
どうやら今のわたしは、半抽象でラフなタッチが好きらしいね。
建築科の学生であるかの女といると自然、今いる建築そのものへの視座も豊かになる。
お茶しながら見上げて、きれいだなぁ。あーいうの好きなの。と言葉にして、同意をもらってからフト気づき、写真を撮って、わたしが感動している風景はコレだよ?と見せてみる。「へえ。(も一度みて)なるほど。ほんとだ」
同じ風景を観ていても、同じ風景を観ているとは限らない。
今まで、ふたりで旅行もしたし、オールナイトで語り明かしもしたのに、美術に関してレクチャーしたことがなかったことに気づき、内心アセる。内心ごめんと謝ってた。
(話題はいつも、主に神楽殿と三茶de大道芸の装飾づくりのことだったので)
↑ でも一緒に、こういう景色を楽しめる相手なんだ! 雨上がりのアクリル天井越しに見あげた美術館。
次に向かったのは、ここ。
多摩美校友会理事を始めて、卒業生の展示会案内がたくさんくるようになり、
ついでにアーツ千代田内の多摩美ギャラリー・アキバタマビ21そのものを観ておきたかった。
あんまり活用されてる感なかった。。。。。。
卒制展の圧倒的な熱気をみたあとだったし? や、だけじゃないような。履歴に書くためだけの展示会なのかな?
(できれば出展してる卒業生にインタビューしたいつもりもあったんだが、誰もいなかった)
なので、思いがけず時間が余った。どうする? 近場の神楽殿でも見に行く?(←つまりかの女の卒論テーマ)
友人が、廃校利用に似たシステムで、ガード下利用があって、確かこの近くです。と言い出し、ぐぐる先生に教えてもらって足を延ばす。
ふむ~ なんかいい感じの場所だ。
そのあとは大岡山のライブハウスへ。かの女の大学の近くなのに、行ったことないって! うふふふ。
地元の主婦が中心になっての『スーパーライブ笑 演劇祭』。
なんでもありの素人さんのエンターティンメント。主婦の底力恐るべし。これを見ると、世の中の何を恐れることがあるのだろう?という気持ちになれる。
(ありきたりだが、かの女たちをモチーフにミュージカルがつくれそうだな)
若い友人も、得体のしれないシャワーを浴びたに違いない。
ショーのあとは打ち上げにも参加。関連している古い友人たちと再会。おしゃべり。
得体のしれないシャワーは続くが、若い友人は面白がっていたようで、よかった。
帰途につき、別れの交差点で最後の立ち話。もーホントに恋人レベルのデートでした。
おうちについたら12時過ぎ。
ふははは。11時間もお付き合いいただいてしまったよ。