2009.3.20 15・00〜 カフェ・アンサンブル
音楽喫茶で、お人形(姿のパフォーマー)がピアノを弾き、(電子書籍の)小説家さんが古めかしい少女小説?を朗読するという趣向。
ラヴェルやドビュッシーのピアノ曲と野溝七生子の夢見がちな格調が、ひとつの世界をかもし出す……。
わたしの世界感と接点があるようなないような、居心地。
すごく久しぶりにナマのピアノの音に包まれる。 これが一番うれしかったぁ。
隣でタバコを吸われて(だからって嫌煙家を発揮するわけにもいかず)、さりげなく部屋の奥隅に移動したら実はそこが音のスポットで、揺りかごのようにピアノの振動がわたしを包んだのさ。
ピアノの音のひとつひとつがころころと、重さを持って寄り合わさったり流れたり。
演奏はシロート(すみません!)だけど、曲の美しさは充分に生まれて拡がる。
くにこドールは5月で活動を一旦やめるとのことでした……が、もう少し続けるらしいです。
もう、お騒がせなっ。
一緒に写真を撮るのにわたしが無造作に抱きついたら(だってお人形なんだもの)、他の女性の眼が険しくなってた気がする。 (パフォーマーは男性です)