三茶de大道芸 当日のボランティアは、パフォーマーさんの付き人をしました。
今年担当のひこひこサンも外周系?のスケジュールで、街の南端の会場ポイントから北の端までぐるりとめぐる。楽屋に帰る時間なし。
わたしは地元人だから超裏道がわかってるしね。まあ、そういう役回り。
土曜日。昼一番の太子堂一丁目公園。追っかけサン以外は客足が遅い~
次第に、ショーが成立するくらいの見物が集まりました。(夏の福島ツアーのせいか、見物が少なめでも動じなくなりましたワ、わたしw 淡々とやることを尽くせばいいのよねと思う)
ひこひこサンはパントマイマーです。ダンディな前半から、後半は狂気に満ちたアニーのパロディネタに。や、とんでもないアニーですよ。(爆
※ あ。アニーの新演出のキャンペーンとかって、ひこひこさん呼んだら、やばやばで素っ頓狂なことになりますよっ!
そのあと、あいあいロードの楽屋テントまで案内して、自由時間をいただく。
ふれあい広場で、ジャズピアノのレジェンド菅野邦彦さんを聴きに。
なんと鍵盤を持ち込み、のはずだったけどピアノの型番が違ってて、用意されたグランドに鍵盤がはまらなかったそうです。
これね、黒鍵と白鍵が並んでて、やさしい音色なのだそうです。聴いてみたかったわネ。
↓↓ 見るだけ。
↑↑ 右端はギターの廣田光一さん。
てか、砂地の上に直にピアノだよ! どきどきどき。ピアノ持ち込んで、そこで調律してのライブだよ! それだけでもロマンティックだわ。
菅野さんは自由気まま、おしゃべり好きなおじいちゃまで、音もリズムも自由で豊かでした。楽しそうだったなあ。
↓↓ 飛び入りヴォーカルの杉真理さん。とんでもない「ムーンリバー」でしたっ。
で、あいあいロードに、裏道を走って戻る。はぁはぁ。
時間ぎりぎりまでホコテンにならなくて、でも、ショーの引きは始まる。
↑↑ 客あげしながら、アニーに変身していきます。
途中、ミュージカルっぽい台詞があって、そこがわたしのお気に入り。
↓↓ そしてサンタワーズ広場
(待ち時間に、久しぶりにセクシーさんのショーが観られました。にこにこと見守ってて、写真撮るの忘れた)
ショーが進むうちに日がくれました。
↓↓ お片付けの時間に、SHOくんもちょこっと見られました。黒髪になって、ちょっとお兄さんになってた。
夜会の前に、あべさんと楽屋前のプラザにゴールデンズさんを観に行く。慣れたものでさらっと前方席を確保。
かぁいかったぁ! 今までかっこいいとかステキとかはあったけど、かぁいいと思うのは初めてかも。
そして夜会。この場所がカオスなコラボショー会場と化します。ひゅーひゅー大騒ぎして、一日の疲れがすべて吹っ飛ぶわね。この時間のために、イベントがあるのかもしれない。と思うわ。
日曜日。
ひこひこサンとの待ち合わせ時間前に、ゆうらく通りを駆け抜けて、
↓↓ 似顔絵かきのリリーさん。実は戯曲講座から続く古い友人です。
事前に、当日は顔を見に行くネとか言っちゃったのに、アテンドが忙しくて土曜日はまるで近寄れなかった。ので、日曜は一番に会いに行きましたよ。
↓↓ 隣にはフェイスペイント・チーム
さて。ひこひこサンの最初の会場は、ホコテン直後の茶沢通り入口!
ショー会場の空気感はまるでなく、ただ自転車と通行人が行き過ぎるだけ。
ここで、
大道芸の真骨頂だな。するりと静かに「異物」な存在になって、
瞬く間に見物を集める!
かっちょいいです!
↓↓ あいあいロードで発見! ブルナジさんたち。これもすごい風景だわね。
↓↓ あいあいステージでの、ひこひこサンのショー。
橋本Pが観てらして、ご本人にぼそっとおっしゃったコメントが、めずらしくわたしがひそかに感じてたことと完全一致。うんうん。
↓↓ 次の演者は真実さんでした。
さて、すっかりと夜になってしまって、客足が少しさびしげになってしまった太子堂一丁目公園です。
↓↓ 踊るときは誠心誠意、一生懸命。一ミリも気を抜かない!
そしてこのあと、アクシデントが発生! いろんな意味でわたしは叫びそうになった。
が、
ショーは続く。ショーマストゴーオン。(わたしは取り乱して、スマホカメラの設定が変わったのにも気づかなかったぃ)
↓↓ あ。この回だけは、アニーではなくピノキオでした。
ご本人にしてみれば、取りこぼしの多い、不本意な出来だったかもしれない。
でもね、アクシデントゆえのひこひこサンの必死さと、ネタの内容と、夜の公園の持つ空気感が入り混じって、
なんと見物にじわ(感動の共有)が起こってた! これはとんでもなくステキなことだと思うのよ。大道芸で演劇並みのじわが起こるなんて、わたしは初めて観たかもしれない。笑いと歓声だけが大道芸じゃないのね。
↓↓ すべて終わって、楽屋に戻る途中。かなこちゃんのチョークアートと遊ぶひこひこサン。
おつかれさまでした。
ステキな体験ができた付き人ポランティアでした。ありがとうございます。
そして街中の装飾を片付け。一か月半の努力が、一瞬でぎゅうぎゅうと、全部不燃ごみになる。てきばきてきぱき。お尻に火がついてて感傷はない。ここでもボランティアの手際の良さが際立った!
夜会! リリーさんと一緒に観ました。
↑↑ まことさんとSHOくん
↑↑ ゴールデンズ
↑↑ IZUMAさん
家に帰ると、テレビ前の机は、
木曜日の夜に装飾の追加作業をするつもりで用意したまま、少しも動かず、日曜日の夜が過ぎていたよ。予定は未定。なりゆきはなりゆき、意地に固執しない。そんなことを今年は学びました。
そして、わたし個人としてはもうひとつ。
めちゃたくさんの知らない人たちと、すれ違いざまの笑顔のおしゃべりをいっぱいしたのも今年の特徴。
病院ボランティアの流れかな、わたしのからだは「開いて」いて、ほかの人が自然に話しかけやすい状態なのかなと思う。
ブリウリのしげみんによると、この「開き方」は意識して閉じたり調節したりできるはずらしいけれど、わたしはまだそこまでのからだにはなっていないみたいよ。ただ開きっぱなし。
それでも、見知らぬ大勢と幸せな時間をつくれる幸せに、感謝だわ!
↓↓ かおちゃんが撮ってくれました。