あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ブログな言葉

(ところで、最初から別の話。

会社の帰りに渋谷で買い物をしました。 最初、S デパートに行きましたらもう閉店ですと、入れてもらえませんでした。 すぐ見えてるそこのカウンターで、トワレを買いたいだけなんだけれど。
すごすごと駅に戻ってきたら、なんだ T デパートにもそのショップが入ったンじゃん。 で購入。
ついでに3階に行って、あら、かあいいのがあるワ、と、ワーキングバッグも購入。
両方で3万円弱の買い物だ。 
S デパートがどう考えるかは知らないが、サービスの詰めをナメてはいかんなと、思いました。 この積み重ねが、結構数字にでると思うぞ、小売業!!)

 

はい、本題

日本人の書く文章がどんどんと口語に近くなり、その最たるものがブログだと言われてるらしい。
確かに、ブログならではの文体はある。
モニター上で読みやすくレイアウトするために、行間、字間、行変えなど、他ではやらない作法で書いたりもする。
そのアイディアとか口調とかはみんなで影響しあってて。

iyo♡ちゃんのブログで目をひいたのが、♡←これだ。
他にも♡o。.(✿ฺ。 ✿ฺ) とか、(;→д←) とか、\(*^▽^*)/ とか、..+'(◕ฺ∀◕ฺ)..+*とか。
へへっ、(^ー^)b おもいっきり、真似♪

やっぱり、今使っているテンプレートのフォントだと、文字化け↑しちゃうのね。
Emojiiyo
になるはずなのです。 (これは画像を貼り付けました) 

そういえば、戯曲の台詞の最後についた「♡」は、どう読めばいいんですか?と役者のpkoくんの発言。 とたんに女性から一斉のブーイング。
えー、わかんないのぉ?
ぢゃ、pkoは「?」や「!」はどう読んでるの?
「そりゃ、そのときどき、千差万別で、とてもニュアンスの説明は……」
それと一緒だよ〜。 

さて 

わたしは劇作家の飯島早苗さんの「顔を洗って出直します」というブログが大好きで、
たぶんちょこっと影響をうけてるんだろうな、と思います。
全部はとても、まねできません。 勢いとか、ユーモアとか、お人柄とか。

最近、おやと思ったのが、
先日、このブログで宮本武蔵について書いたとき、会社の同僚 kie の口調がハッキリと、かの女の書くブログの人格・口調になってる!と気付いたときでした。
それでわたしは、印象が平板になるような言葉遣いにわざわざ直したりして。
どっちが自然で、作為的なのか……。

とにかく、
ここから新しい文化がつくられつつあることは、確かなんでしょうね。
日本語は生きている。
よく、最近乱れていると嘆く方がいるけれど、相手に失礼でなければ、わたしは大いに乱れていいと思う。
若者言葉も、ああそれ! ニュアンスが他の言い方では表現できないよ、ウマイなあ、というのが多いですし。 「超ムカ!」なんて、自然と叫んじゃいます。

 

でもね、
わたしの書く文章の中で一番、話し言葉に近いのは、手書きの手紙の文章です。
特に、親しい、若干1名の、相手 に だるだると書くヤツ。
行変えも頭ぞろえも、まっすぐ書くことからして、無視。 
文字もぐちゃぐちゃ。 記号や絵だのお飾りだのも、ちらほら。
文法も何もかも、無視。 無視。 無視。 乱れに乱れ。
でもだから、
声の調子とか、超リラックスした姿勢とか、
だるだると話かけてる感じがするようで、自分ではかなり愉しんで、気に入っている。
……向こうが、どうかは知らないケド。
そっか。
他の人には恥ずかしくて、絶対にみせられない、かも。