あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

フィギュア見ていて

平昌オリンピックフィギュアスケート男子シングルで、日本勢がワンツーを決めた直後。宅配便が届きました。

わたしはほんのり涙ぐんでいた言い訳もあって、ちょうどピンポン押しててたぶんまだ知らないであろう仕事中のおにいさんに、「フィギュアで日本がワンツー取りましたヨ」とか話題にしたのですが、

「ああ、はい」となんとなく流されてしまい、少し恥ずかしかったのでした。そりゃ世の中の誰もが、自分と同じ想いでいるわけでは、ないよねえ。

 

これはわたしの、あくまでもなんとなーくな思い込みなのですが、

どんなケガをして、どこまで治っているのか一切語らず、ただ感謝と決意を口にしているゆづくんが、ずっとかわいそうでたまりませんでした。

本当だったら棄権したほうがいいケガなのかもしれない。

でもゆづくんは、大きな経済効果の超目玉商品だから、すべてを背負って出場しなきゃならなくて。そうさせているのは、スケート協会なのか日本政府なのか旅行会社なのかマスメディアなのか、裏付けはないし、まるでわからないけれど、ただ、

そんな社会に、日本人に、勝手に怒りがこみ上げてきたのでした。

 

それでも、だましだまし、ギリギリを測りながら滑るんだろうな、かれは。日本中の夢を背負って。

なのでかれが滑り切ったとき。わたしは(勝手なイメージが大部分なんだけどw)泣かずにはいられなかったのです。

黙ってすべてを背負いきった潔さに。

 

さて。TVでは前後して、祈り続け涙する、ゆづくんの大勢のファンを映していました。それを見ながらわたしは、

――ほとんど宗教だな。と感じました。

ゆづくんは、今の日本人にとって神さまなのかも。特におばさんたちが望む、絶対的に強い(強くあってほしい)日本の象徴。唯一神

 

「絶対的に強い日本」「世界ナンバーワン」を求める様が、宗教にも感じられるくらい強いってことは、ちょっと背筋が寒くなる気づき(もしくは思い違い)でした。

え、なに? なんで?

 

まあ、全部、勘違いかもしれませんけどね。

 

 

既存大手マスメディアが描かない向こう側も、ちゃんと見据えないとなあ、と注意深くなっているのは、ジャマイカと下町のボブスレーの件があるからです。

そのへんについて津田大介さんが簡潔にまとめてらして。今、リンク貼ろうと探したんだけれど、そのページがみつかりません。(いつもながらすみません) 

下町ボブスレーはそんなにいい出来の製品でないのに(日本チームは拒否してる)、政府のものづくりPRに利用されて、だからジャマイカチームが正直に拒否したら、契約というより誰かのメンツがつぶされて大騒ぎになった、みたいな内容。確か。

 

ひとつひとつの事実を拾い上げてつなげていくと、そういうストーリーが見えてくる。けれど、そこを突いてくるマスメディアはいないことを、わたしたちは知っていなければならない。

 

小学校のアルマーニ騒動もしかり。公立とはいえ、すべての学校形態が同じでなければいけないというのは、その以前の問題から考えたら、言いきれないわけでしょう? とわたしは思う。

 

 

今後、マスメディアの情報は、二極化(※)の前提を意識して、注意深く吟味しながらサーフィンして読んでいかないとねえ。と思う。

※ ライセンスはく奪に縛られて、ある程度は政府都合の垂れ流しを義務付けられてしまう大手既存と、ほぼほぼ無責任だけれど、多少の真実は含んでいるネットの無法地帯の二極って感じかなぁ。

 

 

あ。長文になってきたので、一度文章を切ります。

次は今回のオリンピックについて、デス。

 

 

HP リニューアル

いろいろと思うことがあり、ホームページを新しくしました☆ まだ2ページしか作ってないけど! 

AtelierAGEN

さぁみんな! これがわたしよ☆

o(ΦωΦ)o *キラッ

 

 

今までGoLive(HP作成ソフト)を使っていたのですが、ロールオーバー(マウスを置くと色が変わるとかの機能)の設定がうまく働かず、いちいちソースをあけて書き換えていたので、

父のホームページビルダー(HP作成ソフト)を借りてインストールしました。けど思っていた以上に古いバージョンだったので、まずwin10で使えるよう設定するのにめちゃひと悶着! (ネット情報では、補助ツールをインストール後、なぜか一度ネットアクセスを切ると使えるようになるとあり、ね、わけわかんないでしょ? でもこれで使えるようになった!)

とメチャクチャ苦労したのに、久しぶり過ぎてこれはこれでまた使いづらいの~  アイコン盛り過ぎ! 

 

で。今のところ、両方をかわりばんこに使ってますw 

ロールオーバー機能はビルダーじゃなきゃダメでした。なので、こっちを主流につかえるようにしたいかな。当時の男友だちが、ソースの中にビルダーを使った形跡が残るのがヤボいといってきかなかったアノ「呪い」からの卒業だぃ!

出前アート大学

二月六日(火)

五時起きして真鶴に行きましたよ。

 

多摩美校友会主催の出前アート大学@湯河原
見習い理事として見学&お手伝い。

電車の中でまぶしいなぁと寝ぼけ眼を開けたら、目の前がきらっきらの海で、ちょっとテンションあがった! 海みるの久しぶり! あっちに遠く島のように見えるのは、房総かな? 大昔の人たちはアレを地続きと認識してたのかしら、とか考えながら。 

 

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真鶴……川上弘美さんの小説あったよな……ぼんやりした漁村の幻想。

というイメージには……あまりつながりませんでした。早朝の信号無視した車のせいで横断歩道なのにチットモ渡れず、一歩前に出て少し強引に車の流れを止めて、駅前の「青信号を」わたった!

そして、寒い。

 

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行きずりの庭先にはみかんもなってたし、↑これは、さくら?

だいたい伊豆半島の根元あたりなんだしあたたかいのかな~と思ったのに、

寒かった!です。

そして、そうだ小学校の校舎は、年寄りには、広くて、寒い。しばし図工室のヒーターの前から動けませんでした~w

 

もっとも。

授業が始まってしまえば、もう楽しくて楽しくて、そんなことスッカリ忘れましたが!

 

 

 

さて、おじゃましたのはこちらです。

その日のうちに小学校さんがブログアップしてくださいました!

azumadai-fukuura.sub.jp

 

写真、ステキなのをいっぱい撮ったけど! 授業の一環なのでSNS等に写真はご遠慮くださいとのことです。なので小学校のブログを読んでね! ほんとにステキに仕上がったんだよ! 写真、いっぱい見せたかったよ!

 

6年生は20人(うち3人がインフルで欠席。残念でしたね)。

各学年一クラスずつの学校です。幼稚園からずっと組替えなしなんですって。

みんなメッチャ仲がよく、まっすぐで、心開かれた、なかなか意識の高いコたちでした。

 

先生方のお人柄もすばらしく、校長先生の最後のご挨拶には感動してしまったし。

素晴らしい小学校だと感じました。

 

お教室から見えた伊豆半島。こんな美しい風景の中で、わたしだったら勉強する気にはならない気がするな~

 

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講師はデザイナーの居山浩二さんです。

iyamadesign.jp

 

MTというマスキングテープ・ブランドのアートディレクターとしてご高名な方ですね。ご紹介スライド観てたら、先日買ったノートが居山さんのデザインであったことに気づき、個人的にめちゃウレシクなる! (今気づいたけど、一緒に買ったメモブロックも居山さんデザインだった! えらいぞ三茶!)

↓↓ 

iyamadesign.jp

 

児童たちは。

居山さんの、有名な広告作品あたりの紹介にはもうひとつピンと反応してませんでしたが、

室内とか建物とか港とか公共のデカイ風景をマステではりめぐらした写真をみせられたあたりから、背筋がのび、心がざわついてきてるのが、後ろから見ていてもわかりました。

ここをこんなにしていいんだ!という驚き、たぶん。

それだけでも、一番伝えたいことが伝わったかも!と思う。

 

 

そのMTのマスキングテープを思う存分使わせていただいての授業です。担任の先生がふとラベルの値段に気づいて、固まってらした(ステキ☆)。
うん。だからこんな体験二度とできないから、思いっきり使うんだよっ!とわたしは児童をそそのかしました。(笑

 

MTのマステは、和紙で透過性があり、
そして今回実感したのは、

どう組み合わせてもおしゃれにおもしろく仕上がる! スゴイよコレ。

 

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小学校からのリクエストは「デザイン」とは何か?だったので、

 

作業する場所を自分たちで選び、

問題点をみつけて、

新しい目的とか役割とかを考え、

ほかの人たちに見せるために、

みんなで計画を立てて、

共同で大きな作業をする。

  

ために、

 

ファシリテーター役の学生を中心に、

グループごとにミーティングして。

ほかのグループにアイディアをプレゼンし、

製作。

 

というコンセプトの授業です。

 

ファシリテーターの学生たち、がんばりました! よくやってた!(昼休みにはドッヂボールまで付き合ってたし!)

見学のおとなたちは、あくまでも児童たちの意見を尊重し、手の足りない作業を手伝いました。

わたしがお手伝いしたのは、6年の教室。裏とオモテでいろんな貼り方を工夫してますよ!

「ここはどーするの?」「えーとえーとこーしてください」「了解しました。こんな感じでいい?」「うーん。まーいっかなー」「はい。オーケーもらいましたぁ!(内心にやにやがとまらんw)」

年齢はわたしのほぼ五分の一でも、制作の場では対等ですからね! ずいぶん仲良く、作業できました。

 

最後は講評と写真撮影。

ほんとに! なんとも楽しい一日でした!

 

 

わたしは出前アート大学をやりたくて理事になったはずだけど、ほかのお役に振り分けられて。それでもこーして首をつっこんで!

来年はあっちとこっちの両方に名まえを連ねることになりましたとさ。

 

 

 

帰りは、湯河原で途中下車してw 居酒屋へ。

居山さんや学生たちとのお話、異世代間交流、めっちゃ楽しかったです。

デザイン系の話なんて、わたしの今の日常ではほぼないし、

 

あと、居山さんは十歳くらい年下なのだけれど、

校友会のつながりで、ほかの(ずっと年上の)卒業生と話してて理解が得られないことがいくつかあり、

や、でもそれは、そうでしょ!と同意してくださって!

わーん、わたしの価値観の背中、押してもらえたよ~という喜び☆

 

今どきなので、学生たちのスマホの中には自分の作品があり。少し酔った居山さんのミニ講評とかね。

わたしは世間の渡り方とかしゃべったし。

 

デザインや創作や校友会という共通言語のすばらしさ。同等なコミュニケーション。大切かもなあ。

 

 

さて、
当日五時起きのために、前日は一時にベッドには入ったけど寝れるわけなく、暗闇の中で音楽を聴きながらごろごろと過ごし。

終日のミッション終了させて、

夜は十二時少し前に帰宅しました。
買ってきたアイスを食べたら即、こたつで寝落ち。で四時に一度目覚め、おふとんに潜り込み、ときどき目を覚ましながら、気づいたら昼の十二時w

 

 

冬さうび

FBのオススメに、なぜかバラの園芸部が上がってくるのが、コワイです。

 

2月なので、ベランダのミニバラたちの枝をがつっと刈り込みました。土の入れ替え、今年はどうしようかな。

こういうとき園芸部とかに入ってると、迷わずちゃんと「やる」のかw

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夕べは別件で容量を利用すべく、何年ぶりかで自分のHPを見ました。

はぁぁ。 

イチからつくりかえなきゃ、だな。(自分を少し俯瞰できるようになったらしい?)

二月のカレンダー

カレンダーが二月になった。

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橋の向こうから超ご機嫌な自分が歩いてきたら、やっぱ悪夢かな。

 

自分以外に自分がいることが気持ち悪いという感覚は、自己卑下?
それとも自分が唯一無二と思っているから?