あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

『クレシダ』

ついこの間拝見した舞台で、色気と生気と茶目っ気にあふれていらした役者さんが、突然死されるというのは不思議な感覚です。

 

あの色気は、奥底に隠し持った自分勝手というか自己中というかが香り立たせるのかしらとか、ずっと気になっていたのと、

 

舞台の上や、たまたま客席でお見かけしたときとか、

気のせいかずるっと視線がからむようなことが何度かあり(わたしのほうがガン見してるのは確かなのですがw)、

なのでいつかお話する機会がくるのではないか?という予感があったのだけれど、ないままだったな。

 

それでも最後に、『クレシダ』で観て聴けて、よかったです。

 

 

『クレシダ』は観劇後、ハギオモトと月影先生テイストが色濃かったワという感想を誰かに語ったら、え? そういう作品だったんですか?と言われ。それだけじゃないけど、そういう部分も強かったのよ。

少年たちが騒いだり泣いたり気取ったりやせ我慢したりしてる様子がいとしかった。(おとなが少年を演じるスキルみたいなものもあると知った)

そして作品とは関係ないことだけど、わたし的には。
その中のおひとりが『トーマの心臓』のオスカーのたたずまいにしか見えなくて、わーオスカーが3Dで立ってるよ~ どきどき~ と、生まれて初めての2.5次元萌えを感じたのでした。

 

なのでまあ、感想が邪道すぎる?と、ブログには書きそびれたのよねえ。

 

東京ヘブンin上野

先週末はヘブンアーティスト in 上野

わたしは二日ほど遊びました。

 

日曜日の帰り道、
両手を突っ込んだコートのポケットの中では両方の指先に、ずっとカントリーマァム(クッキー)をひとつずつ感じながら歩いてて。
というのも、フェスが終わったあとちょこちゃんたちといたら、森田さんがにこにこしながら「はい」と両手でバニラ味とチョコ味を差し出してくれて、「え、あ。ありがとう」と両手で受け取り。そのままポケットに突っ込んだからで。でもナンカあれだわね。クッキーがポケットの両方に入っているというのは、気持ちをふわっと温めてくれるわ。幸せ気分で帰りましたよ。

 

 

 

上野公園内のあちこちで同時進行している大道芸は、二日かかってもたかがしれてるだけの数のショーしかみられなくて。

それでも。その場所その時間ならではのショーが楽しかったり。(なんかお得感がある!)

初めましての芸人さんたちを見に行ったり。

お友だちとすれちがって笑いあったり、ご挨拶したり、同じポイントを目指して歩いたり。

 

一ミリでも変化しつづけたい自分をさらしてくれるショー(人となり)が、わたしは好きなのかもなあとおもったり。

 

慣れて傲慢になることは簡単なんだが、その場の空気の支配力がぼろぼろと欠けていく様子にいたたまれなくなったり。(こういうのは時間がたてば勝手に戻るものなのかしら?と考えてみたり)

 

一週間前のフェスでアテンドしたひこひこサンの、ショーのあとのとっちらかしを見てるとね、後かたずけがしたくてしたくて、むずむずするとか。

 

 

上野公園では、ほかにもいろんなイベントが同時開催されていた。

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こんな森の風景とか。あ、人が多すぎてサ、写真ほど神秘な感じは全然なかった。

 

 

 

弥生美術館

友人に誘われ、突発的に行ってきたのはココ!

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わたしは山岸凉子展に釣られて。

友人は最近ハマってる手仕事が本の装丁なので、おとなりでやってた夢二の本の仕事展のほうが目当てなのでしたが、

えーと、
くんちは中学高校からの友人で、雑誌は違うけれどやはりプロのまんが家やっていました。(都内私立女子校の妙な学年で、漫研が並行して3つあり、結果4・5人がプロになったという密度)

なのでまあ、ふたりとも、今さらプロの原画の美しさに卒倒するわけでもなく、初めてみた高校生の頃のそんな気分を思い出すとか、あそこの出版社はどうだったよねとか、そんな話題で。

それでもそれでも、山岸さんの原稿は美しくて美しかった~! 仕事に対する執着度が違うよねえ。大成するための資質に、今さらお互い苦笑。

 

わたし、山岸さんのファンだという自覚はなかったのですが、

わははは。充実のお買いもの。

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(風呂敷は夢二のです)

 

 

オリーブの塩漬け

おととしに続いて、今年も大学の友人宅にお邪魔して、枝を払う代わりにオリーブの実をどさっといただいてきましたよ。

 

しげってるしげってる。
おととし、がしがしとずいぶん枝を落としたのだがな。

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はじめはおしゃべりしてたが、やがて疲れて無口になる。だけど休憩しちゃうと腰があがらなくなっちゃう系の作業なので、一気に。(だから途中で写真撮るの忘れた)

実は枝を払う作業より、そのあとゴミ袋にまとめるためにぱちぱちんと枝を切り刻むのが難儀なのである。

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おととし枝をおとしたせいか、今年の実はでかい。黒い。

(オリーブは生えて二年目の枝になるのだそうです)

 

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ハンバーカーを作ってる間に数えろとの指令がでました。

へいへい。

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846コでした。

かぼちゃもお土産にいただきました。帰り道、肩がちぎれるか?というくらい重かったのでしたw 食い込む肩ひもを、おしゃれマフラーでフォローしたよ。

 

さっき、仕分けして、洗って、

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飽和レベルの塩水(たまごが浮くくらいというより、ボールの底に塩が少し溶け残るくらい)を注ぎ込んで半年-八か月くらい待ちます。

 

来年は食べ放題だよ!

 

セブンプラス

「お待たせしました」と電話があったとき、おもわず「はい。とてもお待ちしてました」と返してしまいました。相手は笑ってましたが、むかしむかし弟から相手に失礼だからやめろと言われた言い回し。発売前に予約してから一か月半以上待たされたんだから。実際内心、ハラたててましたよ。しかも予約時、次々と接客態度がはあ?な店員が対応してきて、わたしはなにを我慢してここにいるんだろう?と感じてたし。

 

商品受け渡しに対応してくれたのは中国人の青年(日本語)で、一生懸命でていねいで、さわやかに感じよかった。(かれのために、買い物後のアンケートは無視することにしましたw でなきゃ吠えたかも?)

 

さて。三年ぶりに機種変したiPhone。機能も機種変手続きも、ひと昔なみの隔たりを感じるわ。そして案の定、設定に遠回りを重ね、半日つぶれましたわ。

 

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↑↑ カメラに広角・望遠機能がついたのと、大画面がほしくて選んだけど、重い。尻ポケットにつっこんだら、パンツがずり落ちると思う~

左はいずれ下取りに出す5C。

 

 

そしてわかってたことだが、イヤホンジャックがないので、りーくんの居場所がなくなっちまった!!のだった。

えーえーマヂか?といじけるりーくんである。

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ぬいぐるみがついていると、かばんの中からモバイルをずるずると探し出すのに便利なのだがなあ。かばんやコートのポッケから、りーくんがぶらさがってると、「これなに?」と、見知らぬ人も含めてよく訊かれた。「めずらしいですね」とか。と、わたしのトレードマークっぽいとこもあったのだがなあ。

 

んん。りーくんは、どうしたい?