昨日、ワークショップで、プロの役者さんたちに自作をリーディングしていただきました。
感想? 「よく覚えてない……」
当日の朝、それはもう、どきどき。 自分はこんなに自意識が高かったのかと、苦笑いもひきつる。 ため息ついたり何度もトイレに行ったり。
ワークショップの帰り道、朱鷺子役のhinaさんに、「読んでる間、ずっと緊張してて疲れたんじゃない?」と心配されました。 えへへ〜。
ほんとに。 読んでもらっている間、意識が張り詰めて、愉しむどころじゃなく。
これじゃ、ひと言ひと言のニュアンスのチェックはできても、全体の感じが掴めないなぁとは思うものの、そんな余裕はなく。
へえ、ここはうまくいった。 わぁ、下手なことしちゃった。 ああ、この書き方じゃだめじゃん。 だめだ、この台詞、全然立ち上がってこない。 ああ…………。 うあああああ……。
そのあと数人で少し飲んで、自宅に帰るなりベッドに倒れて、12時間、寝ました……。
それでもうれしい。 まだまだ勉強する余地がいっぱいあるけど、わたしはこの方向に進んでもいいのかなって思えたこと。
役者さんはすごいです。 つくづくすごい。
機械的に並ぶ文字の羅列が、生理的で感情的なうねりになるわけですよ。
この台詞が、そこまで意味を持つのか。
掛け合いが、詩的な空気になりかかっている。
重たい空気が、張り詰める……。
一番うれしかったのは、女優さんたちに、演じることを楽しめたわと言っていただけたこと。
観客ともだけれど、その前に、役者さん(とスタッフ)とのコミュニュケーションとして芝居を書くことを勉強したいです。
「エゴイスト」というタイトルは、あっているのか?という意見は半々でした。
次の書き直しは、少し寝かせておいてからのほうがいいかもね、と師匠。
みなさま、ありがとうございました & お疲れ様でした!
コロスのエチュード、というものを少し体験しました。
moyuとわたし以外は、役者(または経験者)。
体験とかいうより、よくわからないままに終わってしまい、あとになってから思い出しながら、なんとなく理解してる、つもりに。
だって自分がどう動こうとか考えるのが精一杯で、他の人の動きなんて、意識を払っていられないもの。