地元のイベント三茶de大道芸が終わって、もう一か月ですね。ブログ、もう少しだけ書き継ぎます。
(+_+)
大道芸の良さのひとつに、芸人さん同士の独特な仲の良さもあると思うんですよ。日本の社会や一般常識を相手に、一緒に戦ってる感・乗り越えてる感とでもいいますか。
素人なんか、とても割り込めません。どんなに仲良くしていただいてたって、なんとなく雰囲気に混ぜていただいてるだけですって。
今年の当日ボランティアでは、わたしは芸人まことさんのアテンドをさせていただいたのですが、
まことさんは気配りと愛嬌の方なので、
周囲に居合わせた他の芸人さんたちを巻き込んで、その「場」ならではの風景を、上手にどんどん作ってしまうのでした。
はい。そんな風景から、いくつかの写真です。
一日目
会場に向かう途中で、チョークアートの松本かなこちゃんと会話するまことさん。
こういうとき、わたしは絶対に混じったりしません。街の様子とか、お互いの調子とか、プロ同士のエールと情報の交換だと思うので。
@栄通り三角地帯
@太子堂一丁目公園
ひこひこさんのショーのあと、まことさんが始めようとしたら、乱入してきたロービング中のOkkくん。
ふたりでしばしジャレあってからの、帰る準備してたひこひこさんをさりげなく巻き込んでの、フォトセッション。↓↓ ちなみにまことさんが使ってるカメラは、見物してたお客さまのです。
この一連の流れ、打ち合わせなし! え、あーはいはいはい。って感じで、まことさんの意図を察して(まことさんはノせて)、作っていくの。すごすぎる。
@NTT広場
加納さんの演目「仮面舞踏会」で、客上げされた方たちの行列が歩き回るうちに、吸収されてたまことさん。加納さんが仮面をはずすと、まことさんが増えてたことに気が付いた見物のみなさん、拍手喝采!
で。
次のまことさんの番では、生オト(もちろんリコーダー)で一曲伴奏をする加納さん。
どんだけ仲良し? ってか、即興対応ができるんだか!
こんなに贅沢で、わくわくする時間。そして、もう二度と出会えない味わい。それが大道芸です。
二日目
@サンタワーズ広場
「はいっ。先輩のご指示通りにっ!」とばかりに、右手前に座っているのは、この前の枠でショーをしていて、楽屋に戻る準備を済ませたスケシューのおふたりです。
客上げまでされちゃった!
こんな特別な時間が、楽しくないわけがないっ!!
@太子堂一丁目公園
この日のプログラムは、スケシュー→まことさんの流れが2回あって、
ここでも。
帰りかけてるおふたりをBGMを使って呼び戻し、「スケシューの演目を」即興の3人バージョンで始めるまことさん。
↓↓ まことさん、アクロバットも披露。
からの、まことさんは突然、自分の演目変更を決め、その仕込みの間、スケシューのふたりにMCで場をつなげるようにという、無茶ぶり。
しかもすぐに口をはさみたがるまことさん。仕込みがなかなか終わらない。
こんだけ振り回されても、まだ自分たちの役目があるんじゃないかと、振り返りながら帰っていくスケシューさんたち。いい方たちです。
まことさんの人柄とか企画力とかもあるけれど、対応できる確信犯たち。
大道芸人さんたちは、とんでもない方たちが大勢いらっしゃいます。
(つづく)