あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

クリコレⅡ

 ↓↓ 修正しました。

 

今頃になってじわじわと、うれしさがこみあげてきました。

(⌒-⌒)  うふふふふっ。ステキな夜をありがとう。

 

今夜観たのはこちら ↓↓ 

シアタークリエ『クリエ・ミュージカル・コレクション2』 

 

 

日本人もボイトレ次第で、韓国ミュージカル並みの圧倒的な歌声を出せるはず!と聞いたときは、へぇぇそうなの?でしたが、ほんとにほんと!でした。

豊かなボリュームの表現力と、抑制・計算された感情と。つややかに広がる歌声に客席は心地よく翻弄される。しばしの夢にたゆたう。

感情を押し付けるのではなく、やさしく世界に巻き込んでくれる感じ。(そこがたぶん、韓国ミュージカルとの違い?)

すごいな。これがそれぞれの作品に反映されたら、新しく世界が塗り替えられそうじゃない? 

 

 

祐一郎さんは58にしていくつかの新しい発声法を身につけて、付随して生じた新たな課題をも得たわけで。楽しそうだな。

モーツァルト!』のときもだったけれど(わたしが観た回はね)、歌いながら、しまった! こんな予定じゃなくて~ くそぉ~ みたいな表情がよぎると、観ている側はにこにこしてしまうよ~♪ 

お久しぶりのちぃちゃんサラの首筋に、長々と噛み付いてるシーンが真っ赤に濡れ濡れとしてて、見惚れたぃ。

 

ちぃちゃんが、ちひろさんが、つやつやとおとなになった気がしました。
で。わたしとしては『レベッカ』の二幕をとても観たくなったのでした。したたかなイッヒの成長と包容力を見せてくれそうじゃない? ねねねね? 山田大先生?
シェルブール……』も似合ってた。

そして豊かな谷間! おじさんは毎回こっそり見惚れてんだろう。こら~
↑↑ 修正 ドレスのライン、遠目ではそう見えたんだよぉ。ごめんね、ちぃちゃん!

 

しかし。
こうしてセトリを思い返してみると、みてないミュージカルがいっぱいあったことに気づきます。ふぅ。もう少し、がんばんないとな、自分。

ノ( ̄▽ ̄)

 

ちずさんの『エニシング・ゴーズ』は本領発揮!だったなぁ。こきこきした細い腕で、男たちを従えてセンターで踊るアメリカンミュージカル、日本一ステキに似合う気がするの。そうなんだよ。ちずさんに似合うミュージカルってもっとあるはず。わー。観たいよね。

 

かなめさまの『100万のキャンドル』にわたしはノックアウトでした。『レベッカ』は異様にホラーだったし。けーごさんとのデュエットはいい感じだったし、
そのシーンで要求されることを100倍にして「魅せる」技術が、ほんとにすばらしいと思うのです。

 

そうそう。このお三方の『イーストウッドの……』のハーモニーに、わくわくわく。
こーいうシーンがきれいにまとまる資質ってなんなんだろう?と考える。音感と、コメディエンヌぶりと、女の子たちがあこがれて共感できるルックスと持ち味?と、
仲良しぶり? 気持ちのいいシーン。

 

 

今夜のオープニングMCはけーごさんでした。ぐだぐだ~で、かぁいかったぁ。ぷ。
みんなの憧れのおにいさんキャラなのね。
『持ちつ持たれつ』というナンバーは、作品の中だと明るいからこその不気味という、とてもコワイ曲で。それをコンサートできんきらりん♪と歌ってくれるゴージャスが、らぶ。

 

 

 

キャストが変わるので、わたしはあと2回みる予定です。うふふふ。
公式のチケットは売り切れなので、当日券かおけぴで、どーぞ。
聴き応えあるミュージカルナンバーがそろった、贅沢なコンサートですよん。