あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

『毛皮のマリー』を観た

                        2009.4.19 15・00〜 ル・テアトル銀座

ええ。 魔が差して、当日券で観てきました。 
(魔が差す……。 「魔」が「差す」ってステキだ)

うきゃあ。
わたしの知らなかった、麿赤児さんや若松武史さんがいた。 かれらがアングラを演じると、こんなにこんなにこんなにステキだったとは、知りませんでした!

麿さんの執事。(下男?) ため息。
若松さんのはるな愛ちゃんバリの美少女。 なんてお手本! 

そして『毛皮のマリー』がこんなにみずみずしい寺山作品だったとも。
くらくら。

演劇というはしゃぎと、
人間への愛惜と。

ああ、芝居ってこういうふうに書くのか、と。

最後のカーテンコールは、どうみても美輪サン演出で。
これだけのために、チケット代に2000円は上乗せさせられてる気がするけれど。
寺山ワールドへのオマージュと、美輪さんの布教(?)が一体となってて。
わけわかんないけど。

そこまでに至る寺山世界に、陶酔。