あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

『ラブリーズ』初日☆

cocosmile.webcrow.jp

 

2年ほど前、ジョーズカンパニーさんに書いたテキストの再演(二作品同時上演の片方です)が、初日を迎えました!

ラブリーズ ーきっと、君のせいじゃないー』です。

 

今日は、わたしの書いたほうを演じてくれる空チーム・愛チーム両方の公演を、一気に観ました。

結局、全然お稽古場にいけなかったし、自分でも、客席に座ってからあーこんなお話書いたなぁという感じで。

そのせいか、

 

まず空チームを観てて、、、泣いてしまいました。そりゃあね、自分に一番クる言葉で一生懸命に書いてるのだから、うっかりとした気持ちで向き合えば、自分が一番ツボるわけで。

裏テーマとして震災についてガツンと書いてあるのだけれど、たぶん福島に行ったことないであろうコたちが、たぶんていねいにていねいにテキストを読んでくれて、自分たちのからだを通して、考えたこと感じたことを、まっすぐに語ってくれて。

ありがとうね! いい舞台をつくってくれました。

 

そして。つづけて愛チームを観てて、、、やっぱりチョット泣いたのだけど(同じお話、2回目なのにネ!)、今度は少し余裕がでてきて、後ろから客席の反応まで見られまして、

空気がじわじわじわんっと厚ぼったくあたたまり、それが続いて、続いて、

うあ、ガッツリ泣いてくださってる方たちもいらして!!!

それがめちゃくちゃうれしかったです。(あ。泣かせたのはわたしのテキストをきっかけに、5人の女の子たちがやりとりしながら作ってくれた、透明な世界観だと思います!)

 

終演後、キャストたちが箱を持って震災募金を呼びかけるのですが、客席のおとなたち全員が、にこにこしながらお財布を開けている風景をみて、(瞬間、口を開けたお財布たちの列に、エサを待つヒナドリたちのくちばしが重なってクラクラしましたw ま、出し入れは逆だけどねw)

それにも、スゴク感動! 大勢が、キャストたちの織り上げた世界に、感情に、素直に共感してくださったんだなあ。

 

 

もちろん、舞台としての課題はまだ残るケド、いちばん大切な部分はクリアできたと思います。(前回公演ではここまで厚い空気は作れなかったと思うし)

みんな、ホントにありがとうね!

 

 

チケット、まだあります! 観てね観てね! 空・愛チームだよ!

 

『アニー』

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周囲につられて写真を撮ってしまったけれど、SNSにアップしていいのか確認するのを忘れました。ダメでしたらご指摘ください。

そして、毎年ミュージカル『アニー』の協賛をしてくださり、丸美屋食品さん、ありがとうございます!とつくづく思う。

 

 

さて。
ある日、自分の中がどこか落ち着かなくて、

や、山田さん演出の舞台をしばらく観ていないからかも?

という心当たりから、買ったチケットです。自分がそこまで山田和也大先生のファンだったとはw

 

ステキな趣向だけでなく、確実な演技の裏付けと、シンプルでスピーディーな進行、コメディのリズム感、抜かりなくキャスト全員に目配りされていて、

重箱の隅をつつきがちなわたしの感性が、安心して楽しめるミュージカルを組み立ててくださるのだなぁと、あらためて感じました。

 

他愛ないおはなしのようで、他愛ないとはミジンも思わなかっったなぁ。

 

わたしが拝見した回の客席は(それとも毎回?)、オーディションに参加したのかな風な子どもたちと保護者さんたちがとても大勢いらしてて、あの独特なすさまじいエネルギーが渦巻いていて、くらくらしました。

山田さんやスタッフさんたちは、コレを相手にされてるのかとも思い、くらくら。すごいな。

 

 

 

(ご出演の)子どもたちがみんな、自分の役割にきちんと責任を持っていて、みんなで仲良く楽しんでいて、ステキすぎでした! 気持ちいい! 

(うらん先生のキビシイご指導の成果なのでしょうね)

この突き抜けた感じを、どうしておとなには出せないんだろう。

 

カーテンコールに少し興奮気味なワンコを、ご自分の役割だとばかりに、さりげなくコントロールしようとしてたアニーに萌え。

 

 

のびのびと幸せな舞台でした。

 

帰り際、サンディ(わんこ)のぬいぐるみを買いたくなったけど、我慢。と、文字にしてみたら、軽く後悔してるみたいだわ、わたし。買えばよかった?

 

 

 

セクハラ……?

そういえば、ひさしぶりにマスメディアでお仕事して、時代の流行りを考え、自粛したネタがあったの。

 

舞台の裏方が「女性の多い」現場で、ゆえに「繊細でねばっこい」仕事ぶりがすばらしかった。とは、描けなかった。何人かを個別にピックアップした。

若い男子(役者さん)の「後頭部から首筋が清潔で美しい」とも、描けなかった。

 

数年前までは描けたと思うけど。

 

 

男性ならではの、女性ならではの、ステキさが。だんだん描きづらくなっていくのかしら。

清春芸術村

わたしの中一のときの担任は、父の教え子でもある。なのでいまだに、ときどき遊ぶ。先日は一緒に八ヶ岳のの家へいらした。

ほんとうはもう少し早めに来たかったけれど、お互いの都合がつかなくて、桜の時期を逃してしまった。ご存知のように、今年の桜は咲くのも散るのも早かったし。

 

近くの桜名所で一番遅く咲くのが「清春芸術村」。ほのかな期待をもっていってみたけれど、ソメイヨシノは完全に終わってました。

むしろ道中。まだまだ咲く桜をいろいろ眺められ、キレイな里山風景で。桜はそちらで十分満足。

 

企画展の現代アートの楽しみ方とか、描かれてる技法とかを、片っ端から、ふたりに解説しました。説明されれば、楽しみ方がわかって、一見わけのわからん現代アートだって、おもしろがってもらえるのよね。

 

www.kiyoharu-art.com

 

 

↓↓ 入ってすぐのマロニエの木。何の木だろうかと三人で勝手なことを言ってたら、チケットボックスのおねえさんが、窓から顔をつき出して(微笑)、教えてくださいました。

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茶室「徹」。先生と父が同じポーズで歩いてて、笑った!

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↓↓ 係員さんに確認して、窓の風景だけ撮らせていただきました。

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↓↓ マサオと呼ばれる全自動のクサカリ機(ルンバの芝刈り版)

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お向かいの郷土資料館では、桜茶いただきました。

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先生のお土産のひとつが、立派なアスパラガス。

台所でステキな絵を作ってたので、ぱちり。

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腰がイタイと

八ヶ岳の家の前は砂利道で、下に水脈が通っているらしくあちこちが陥没する。

市か県が、ときどき砂利を補充してくれてるようだが、しばらくたつと結局、元のでこぼこに戻る。雨とか雪が降ると水たまりとか氷とかでぐちゃぐちゃになり。再び盛大なでこぼこ道となる。その繰り返し。

 

先日も市だか県だかに依頼されたトラックが、砂利をざっくりと道に撒いていった。

 

父もわたしも、あまりにもざっくりとした仕事ぶりを、見逃せるタチではなく、スコップや鍬を持ち出し、ざらざらと均す作業をはじめた。

砂利をスコップですくっては歩いて、撒きなおしたり。雪かきスコップに載せて引きずって運んだり。

ん。このときは、腰に負担とか違和感とかはなかったのだけれど。

 

 

そのあと、春を迎えた庭に水を撒くためのホースの準備をしていて、たちあがりかけたとき、それは突然ぐきりときた。

やべっ。しばし固まる。

そろそろと動いてみると、腰のあたりの筋が伸びかけてあやふやな感じ。やばいやばい。

 

その後はもう、だましだまし生活するしかない。しばらくはがまんして、のびかけた筋が復活するのを待つしかない。

 

 

なので東京に帰ってからは、家にこもった。どころか、楽な姿勢を探して、ほぼ動かず座りぱなし! ずっと本を読むか、録りためたTV番組を見るか。

 

で、さっき気づいた。

内またのお肉が、妙な偏り方になってるよ~ 歩くと、ぶつかる~ うぎゃ~

 

明日は、がんばって買い物に行こう。(だましだまし)