NHKが官邸前のデモを急にニュースネタにしたのは、こちらの影響ではないかと話題です。
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海外主要メディアの日本関連報道
by 外務省
14〜15日付ル・モンド紙(仏)(「原発とアジサイ」フィリップ・ポンス記者)
フランス、すごい国だなぁ。
日本政府やマスコミが反原発報道に尻込みする要因のひとつは、原発推進国への外交(遠慮)があるからなのだろうなと思っていたのですが、
当のフランスの新聞がこんな記事を書いちゃうんだ。カオスだわぁ。
カセが外れれば、そりゃあイソイソとニュースにもするでしょう。
建前と凡例がなければ動けない日本人(男子)、あれば行動できるってノが面白いわ。
わたしの感情からすると、鳩山さんがデモに参加したというニュースのほうが、ね。
今さらザケンなっ!という怒りと、
人間として(少しは)正直?という苦笑と、
ずいぶんと大きな風見鶏の向きが変わったもんだわ、という呆れと、
それでもあなたは、このまま民主党にいつづけるの?という興味と。
お坊ちゃまの保身だとしてもね、
風見鶏としての嗅覚はかなりスルドイ方だとお見受けするので、
時流の変化を象徴してる気がしたんだ。
先日の代々木のほうのデモに参加した知人のFBによると。
いくつかのグループごとの流れが出来てたようなのですが、ミニ・コンサートの素晴らしい歌声に、他のグループのシュプレヒコールが煩かったので、
知人はチョット察してくれよとクレームをつけたんですって。
そしたら「それは、そうですね」とそこのリーダーが理解して、静かにしてくれたんですって。
日本人の知的レベルの高さとゆるさに、わたしは感動しました。
知人もね、
これが70年代のデモだったら、「軟弱」とか叫ばれて、角材を振り回されて袋叩きにされるシーンだっただろうに、と。
昨今のデモに対して、これはファッションのうちだよなとクールに傍観してましたが、
なかなかいい感じなファッション/流行にノッた自己表現、なのかもと、
少し視点を変えることにしました。
日本はまだまだ流動している。日本人のあり方も、変わろうとしているのかも――?
ごめんなさい。わたしの興味は正直、そっちのほうが大きいみたいだわ。