あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

日常の延長線

2014/3/11という昨日、
出会った言葉は「東日本世代(のボランティア)」でした。
 
祈りと自戒と希望とともに、3年前から意識と生活の一部が変わり、
それは日常の一部になったね。
全員ではないけれど、日本人は少しだけ生まれ変わった。
 
少なくともわたしはボランティアが日常となったし。
みんなで生きる、という視座で考えるようになったし。
 
 
 
復興が遅々として進まないのは、それなりにしかたがないようで。
国や自治体が計画を押しつけてどうなるものでもなく。
 
おひとりおひとりの選択が積み重なって、東北/日本は創られていくしかないように思う。
そこに、強制はあり得ない。
 
 
 
心の傷について語られるとき、
今こそ「執着からの解脱」を説く仏教の出番じゃないのか?と思っていたが、
あまり話題にならなかったような?
 
(被災地のお寺が請われていろいろな拠点となったり、活動されたりという話は聞きました)
 
サリン事件以降、日本人は宗教そのものに嫌悪を感じるようになったのかな、とか
思うけれど、
ミワさまとかゲキダンシキとか宗教に近い信心はあるわけだし、
 
坊さまのほうが受動態でらっしゃるのか?
 
と、
解脱の便利を説くのも、おせっかいな強制か?
 
 
 
 
 
検索・ワンクリックで10円寄付されるというキャンペーンが話題になったようです。
 
むむむ?
わたしはやってないので、具体的にどうだったのかはわからないのだけれど。
 
賛同・拡散した方たちはもちろん、それ以外にも募金されたんだよね?
他人に自分の分としての10円を払わせて、
ファッションめいた美談に満足しただけじゃないよね? と思いたい。
 
 
Stamp10nyani