風邪が抜けずに、ふらふらふらとしているのだけれど、
籠った自分の匂いが気になって、床上げ?みたいなことをしたせいで、
リセッシュが足りなくなってしまい、
アイスクリームをがっつりと食べたかった(食欲はあるらしい)のもあり、
買い物に出ました。
裏道を辿る。いい天気です。
ご近所で、リフォームを始めたけれど遅々としてはかどらないおうちに。
今日は珍しく職人さんが入ってるなあ、と余所見。
で。次の瞬間、段差に足を取られて、ばったし!と転んだ。
どのくらいばったし!かというと、
まあ、
えぇっ?と思った時点でそのままからだを投げ出したのだが、
膝をついても止まらず、左頬がざりっとアスファルトに触れるまで。
たぶん、つぶれたカエルさん並みに、伸びた感じに。
ふぇんっ、とも泣けずに。やれやれと起き上がり、
あちこち痛いのでそのまま座り込み、
(大道芸を見るようになって、地べたに座る抵抗が完全になくなった)
みっともないかな?と、植え込みの縁に改めて座りこんで、からだの様子を待つ。
痛いのが、からだと心に馴染むまで。
職人さんたちは、こっちを見てるような見てないような、微妙さ。
声をかけてくれないもんだな。
かけられても、恥ずかしいだけだけどね。
どうしようかな。
一度おうちに帰って、しくしくと泣きながら寝るかな。
買い物、がんばるかな?
おうちに帰りたいな。
はぁ〜 どっこらしょっ っという感じで立つ。
よぼよぼと歩くのは、駅の方角。
からだを動かし続けるほうを選びました。
はぁっ。ため息ため息。
おうちに帰って、
擦りむいた膝と指にマキロンとバンドエイドを貼り、
残りのリセッシュを済ませ、
アイスクリームをがつんと食べてから、
ベッドに。
不具合を持てあましながら、くずぐずと寝る生活の続き。
くすん。膝があちこちが痛いわ痛いわ痛いよ、が加わった。
すぐに眠りに引き込まれたが。
眠る寸前に、ひとつ気づいた。
わたしは転ぶ瞬間、この家に珍しく職人さんがいるなと思いながら、
1 新しい組木とその向こうに透ける空のコントラストに見とれ、
2 なんでこんなに進行が滞っていたんだ?これで一気に進むのか?と考え、
3 ここまで徹底的にリフォームするんなら、建て直しちゃったほうが早い気がするけど、
何故リフォーム? 建築(税金とか?)のルールが何かあるのか?と考え、
4 室内をここまで作り変えるのなら、あそこの屋根と外壁はどう処理するつもりよ?
あのままじゃバランスがキタナイから、でもあの屋根にあわせるんなら・・・・・・
これだけ考えていた。そりゃ、転ぶか。
書き言葉で説明しようとすると、それなりの量の文字を要するわけだが、
考えるという動作は文字ではなく、
ぽぽぽっと同時に浮かぶイメージなんだな。
自分の頭の仕組みが、ちょっとだけ知れた気がしました。