ヘブンアーティスト@丸の内 2012/3/31
外は春の嵐なので、プログラムは大幅に予定変更。
丸ビル前の通りを使って、5箇所で3回ずつのはずだったパフォーマンスが、
2箇所(ひとつのビルの屋外と屋内)で2回ずつ、しかもせっかくなひびちゃコラボはショートVer.だったのでした。残念!
わたしね。大道芸!とか騒いでいるわりに、知っている人以外のを全然見てなくて。
というのも、三茶ではボラ・スタッフで見て回る時間なかったし。他のときも、ひびちゃ見て、Gちょこ見て、小春見て。あと、少しだけ他のも!で大概終わってしまうので。
もっとちゃんとちゃんと大勢を見なくてワ!と、内心、焦っておりますのです。はい。
(なので4月末の高円寺フェスは、お手伝いに入らず、できる限り見て回る!のが目標!)
今日、惚れてしまった妖精は、Daichiさん。
といったら、みーちゃんが、かれの最新ニュースはデキ婚ですね――って。あっという間に失恋しました。笑笑っ
とにかく動きが、完璧に隙間なく、美しい。さっき、かれのHPを覗いたら、田中泯さんを尊敬しているようで、さもありなん。
通行人、たまたま近くに止まっていた車と、ドライバー、最後には徐行してきた車も止めて、苦笑の範囲の計算で、軽く、でもぎりぎりまで、いじり倒す。観客の帽子や傘。観客の中の子ども。子どもの思いがけないアクションにあわせて、瞬時にプランを組み替えたり。
パントマイムをベースに、街にあるなんでもかんでもを、その場限りのステキなショーにしてしまう。
あのね。
すごく技術はあるのに、わたしの心を動かせる人と動かせない人がいるみたいだと、以前書いたと思うんだけどね。
なんていうのかな。
技術に対して、お客の反応をすでに決めてかかっている(強制している)ショーと、
お客と一緒にその場限りの空気をつくっているショーとの差かもしれない。
と今日は思ったんだ。
もうひと組。書き留めておきたいのが、HANAMERIさん。
きれいな2人組のおねーさんで、新体操の技術を使ったアクロバット。
気合がね、それはもう気持ちよく、一流です。
強風の中、気合で帽子やリングの投げ渡しを成功させていたし、魅せるという意識が高い。
おひとりがクラウンで、おひとりがベリーダンサーの衣裳。
なので、つまり、えーと。
「望遠」の1眼レフのカメラを構えたオッサンたちが、「かぶりつき」でシャッターを連写しています。コラコラ! 本人には見せられない場所をアップに撮ってるンだろーなぁ。
テン、テン、テン――
情報によると、そういう「女を武器にしてる」ことに反感を持つ大道芸ファンがいるとか、いないとか。
わたしはね。
アッパレだと思うがな。だから折れずに、ガンバレな!
男の妄想視線って、けっこー神経に堪えるんだよね。すっげー、嫌。
で、嫌な顔、不機嫌な顔をしてみせると、それが叉、妄想の引き金になるというサイッテーな悪循環。
そこを割り切ったのは、エライですよ。マジ、すごい。
だいたい、日本の女子は「女を武器にできる女」に対して攻撃的だよね。
それで女優さんには、美人さんなのに性格は男前で、「女」には欠ける人材が多いのかっ!と突然に悟ってしまったぃっ!
ちなみに、
ひびちゃとコラボした和風マジシャンのIZUMAさん!
かの女の襟元からバストにかけた着物の線が、むちゃくちゃステキです。
日本女子の美しいエロは、布にふんわりと隠されているこれ。
そう、アレだ。夢二の描く女性画。あの線。もう、うっとりさ。
もっとも、ね。
HANAMERIさんを見ていた横に、オフのちょこさんがいたので、
ちょこさんはあーいうの着ないのぉ? エアリアルの邪魔? とか訊こうかとも思ったんだが、
この人らしいチャーミングは少女っぽさだものなあと、余計な話題はやめたのでした。
あとね。うるさいことを言うと、どうなの?なことも2・3あったのだが――
うるさく言うとだねえ――
あまりに五月蝿すぎるので、やめときます。