あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

『ビビを見た!』を読んだけど

友人が、小さい頃読んで、トラウマになるほど感動した!というので、
復刻版を手に入れて、読む。 それからズット考え続けている。

友人は、どこに感動したの???

あとがきは著名な作家さんで、友人と同じ反応をしている。 
友人が言うには、同じ世代(アラフォーあたり)の本好きは、みんな読んでトラウマになっているらしい。

確かに、ドギツイ話だし。 
臨場感の上手な文章なので、読みながらずっとバクバクしてたが。

でもね、わたしの中には何も響いてこなかった。

どころか、どこにそこまで魅かれるのかが、全然わからない。
普通ね、共感はできなくても、はいはい、ココが魅力だと思う人っているわよネとか見当がつくじゃない。 それがわからないの。
だから、考え続けるハメになってる。 悶 悶 悶

美がテーマだとか、死を視座にいれて生きるべきだとか、
あとがきで作家さんが種明かしをしているけれど。 それも、わたしには、え、どこが?なのだ。 価値観の差どころのレベルじゃない。

でも友人(や、その他大勢の方たち)には、大切な本なんだよね。 

 

それがわかんない、わたしには、何が欠けているのかな。