今朝は綺羅綺羅しい晴天。
うん。 昨日の台風は、わさわさごおごおむずむずと、独り暮らしにはチト怖かったよ。
ずっと、TVつけてニュースを流してた。 情報と心配の共有に、少しだけ落ち着く。
「大祓詞」という祝詞がある。
確か、
大風が人々の罪やケガレのすべてを吹き飛ばし、ケガレは海の向こうへと運ばれ、
そこで大口を開けて待つ女神が、がばりがばりと全部喰って、
この半年、何もなかったことにしてくれる――
みたいな、
いかにも日本人の原点な、
その場逃れで、ご都合主義で、ステキに呆れた、呑気すぎる
内容だったと思う。 (だから古文、苦手なんだってば)
昨日の雨風で。 放射能がね、どうなったのかなあ。 まるで大祓詞みたいなことになったのかなあ、とか考える。
放射能を溜めた女神は、人知れず海の底。
地球上から消えることはないのだが、とりあえず今日の子どもたちのからだくらいは守ってくれたの?みたいな。
でもいつか、どこかで、この女神の叛乱が起きることを、忘れてはいけないんだよね、とか。
ニュース見ていて、東京で働く人たちは自然を舐めてるのかなと、まず、思う。
電車が止まるのわかってて、その時間になってから困ったなんて混乱するなよ〜
あきれたことに、政府が帰宅指示を出すべきだったんだとかって、わけのわからん発言が、ネットでは流れてくる。
朝からずっと、NHKが早く家に帰れ、危ないから外に出るなと呼びかけてたよ。
ってか、西日本の映像や台風の状況から、自分(会社)で判断できんだろうに。
首都圏を6時に通過したら、深夜までにはある程度、交通機関は復旧することも含めて。
でもね。
駅とかで何時間も、暴動も起こさずに、バスやタクシーの列に並ぶ苦労を、
もしかしたらもしかしたら、
楽しんでるの? という気もしてきた。
これも「台風の苦労を楽しむ」という、おとなの遊びか?とか。