あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

メアド変更

最初につくったメアド(ocnの)がどうも、セキュリティ脆弱系みたいなので、ネットのあちこちの登録を、Gメールとクラウドメールをメインに、移すことにしました。

毎月の使用料払ってまで使う意味、ないもの。淘汰の哀愁を感じるけれど、どうしようもないんだわ。とか思う。

 

 

最初につくって、かなり長く愛用してたアドレスなので、もう、どこでどうなっているのか、見当もつかず。

それで先延ばしにしてたけど、いよいよだわヨ。

 

今は送られてくるメルマガを頼りに、随時、登録アドレス変更をしているのですが。

 

だいたいPC開いたら習慣的に、最初に「メール」を見るじゃない? なので、その変更作業が始まり、毎回それがひと仕事で。

目的のPC作業を始める前には、スッカリとくたびれているのです。はーふーひー。

 

 

昔は「アドレス変更のお知らせ 一斉メールで失礼します」って文化があったけれど、そっか、SNSでつながるようになった今では、そんな必要もなくなったのね。

 

 

というわけで、いずれocnアドレスは解約しますよ!

 

ミュージカル『レベッカ』 4回め

なんかね。舞台を観終わってから、前頭葉のあたりがたゆたゆと幸せで、それを味わってるだけで数日が過ぎちゃった。

 

 

なんとも幸せな言葉たちだった、と思う。

言葉が、ひと言ひと言、吟味され、ていねいに発せられ、つみあげられて、気持ちの流れを追っていく。歌のいち音いち音もしかり。うれしく懐かしい密度でした。

いいなあ。言葉たち、幸せだよね~ よかったね~ と思う。

特に綾ちゃんのおかげかな。ありがとうございます。

 

その原因のひとつに、まあ、祐一郎さんのアクシデント?があるにせよ。

あのね。ジャズシンガーの綾戸智絵さんが以前、高音がでなくなったとき、声は届かなくても気持ちが高音に届けば、客席には通じる!とおっしゃってた。

そりゃあ、ミュージカルは声が届くのが基本だけれど、(や、そればっかりではないんだが、ほんとは) 声が出せないときは気持ちと集中力でフォローする、のも方法なのかな、とかね。それが、えーと、忘れていた大切な原点を思い出させてくれたかもな、みたいな結果だった気がします。あそこまで技術的に必死になって歌うって、今までなかった気がするし。

 

 

 

さて。複数キャストは、綾ちゃんとかなめさんの回でした。

このミュージカル、回を重ねるごとになのか、演じる役者さんによってなのか、観るたびに違うストーリー設定に感じるのがおもしろい。

(あ、演出家さんの思うツボ?)

 

 

今回、一番うれしかったのは、よーやく! 「わたし」とマキシムが恋に落ちる一瞬が、ちゃんと提示されてたことでした! 初演、再演、再再演でも今まで、あやふやだったのよ~ そこが圧倒的に不満だったの!

おかげでなのか、そのあとの恋愛ドラマが、あっちへこっちへ転がって、ふくらんでいくじゃん。納得するじゃん。ステキじゃ~ん!

 

綾ちゃんの「わたし」は、やわらかさの奥の芯が強くて。

かなめさんのダンヴァースは、ほかの使用人たちからかなり浮いた存在で、当主マキシムもうんざりしてる感が強く。

なので、マキシムは屋敷の空気をガッツリ変えたくて、ダンヴァースに「わたし」をぶつける気満々でつれてきたのか?とか、思っちゃいました。

新しい感覚だわ。

 

マキシムくんも、貴族然とした奥で、実は取り繕ってるやさしいダメンズぶりに拍車がかかり、こちらの気持ちをくすぐってきますね。

 

あとね、

ダンヴァースが『♪レベッカI』を熱唱している後ろ、窓の前にたたずむワンピースの綾ちゃんが、窓やその向こうの海もコミで、絵のように美しかったな。たいていの方はダンヴァースさんを見てるシーンだけどね。

 

後半のダンヴァース、

知寿さんのは、静かにもろく崩れ落ちていく感じですが、

かなめさんのは、内面がぐちゃぐちゃに大きく壊れていく感じ、ですね。シーンがすすんでいってる後方を、すうっと横切るだけで、「あ、動揺してる」と思わされる。

(関東・関西の差?とか考えたりして)

 

 

この回であたらしく感動したのが、ベンの歌でした。

人の気持ちの不安定が、恐ろしくも美しい。のがテーマだったんだなあと、今さら改めて、思う。

考えてみると、このドラマ。正義はあやふやなわけで。人間は、恐ろしくも美しいってことが、一筋の張り詰める糸なのかもしれない。と思ったりするのでした。

 

 

 

 

スマホの壁紙

居山さんがバスキア展をご覧になったとツイートしてらして、あげてた画像がステキだったので、部分をスクショしてスマホの壁紙にしてみた。

(コピーライトが微妙な気がするが、個人利用だから大丈夫かな? ダメ?)

 

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と、こんな感じになる。見づらい。当たり前か。でも気に入った~

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で、当然だが、こんなことも試す。さすがに、やめた!

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ヘブンアーティストin渋谷

今年は新都心を行きそびれたので、渋谷で大道芸始め!

 

最初はゴールデンズから!

めっちゃステキな作品でした!! このまま舞台にかけられそうな。

いかにも渋谷系ギャルの3人組が、メッチャげらげら笑ってみてて、ちょっと面喰ったが、なんかそんな出会いもステキかもしれない。

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わたし的に内心わーきゃーとなったのは、これってこれって『ゴドーを待ちながら』のポッツォとラッキーの図、そのものじゃん!ってことです。

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しかも、どうしましょう。緊縛だわ~ ドキドキドキドキ★

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関係性が逆転して、

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二転三転して、不思議な共闘関係へ

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このワルそーな顔!! 

 

初めて観た健山さん

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わたしが見た回は楽しくて、見物の熱量もよかったと思ったのですが、ほかの場所では微妙にヒかれてたよと、大道芸を見慣れてる何人かの友人が言っていたので。
まだ、4畳半ぐらいの広さのお客しか、支配できないのかもしれない?

アイドルのパロディをメインにしたショーでした。ときどき、お客が軽くヒくのを逆手にとって笑いに持っていくのがおもしろかったのよ。

こーいうショーは、心底、阿呆になってハジケないと、お客を巻き込めないのだろうなぁ。

 

そのままずるずると続けて、idio2 くんたち! 

安定のおしゃれでスパイシーであったかい大笑い!

そしてお正月バージョン?

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対応力みたいなもののスケールが、少しずつ育ってきてる気がしました。

 

 

そしてひこひこさ~ん☆

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いつになく声を出してしゃべってらした。最近の芸風なのかしら。それとも今日のお客のノリが、不安だったのかしら? 自分を見てもらうだけでなく、見物の空気を自分に引き寄せようとしてらしたからかしら?

 

 

と、日陰で人通り少ないポイントで、連続3つのショーを見てて。底冷えの石の床に座ってたりとすっかり冷えちゃった。(なのでひこひこさんのときは、立ってました)マークシティにトイレを借りにいく。

 

目黒陽介くん 

ソロ活動は久しぶりに見る。ジャグリングに独特の空気感を持ち込もうと、工夫と研鑽してらっしゃる方なのですが、

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ご自身が演出家であることを承知で言うんだけれど。第三者に演出つけてもらう可能性は、ないのかしら。自分では気づかない殻を割るために。とか思ってしまいました。

 

 

フィナーレ カオスカオスカオス!

まるきゅー前の三差路の交差点ですよ。

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何人かの友人にご挨拶したあと、

冷えた冷えたと、ひとみんと昭和の匂いのするコーヒー店に入る。しばし、おしゃべり。

三茶に戻って、タイ料理屋さんでご飯。おいしかったよ~

ふたりで食べるには、少し量を頼み過ぎたが、残すのは嫌なので、最後は黙々と完食! 軽く睡魔に襲われる。

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よく食べた! おなかがいっぱいになって外に出ると、いつになく人出の少ない三茶の夜が、幸せな風景に見えたよ。

 

 

シムシティ

PCがwin98の頃、かな。

まだPCが一家に一台、うちの場合は応接間にあって、父や弟の使う合間に、ゲームさせてもらうのが、わたしのPCさわりはじめ。

そのゲームが、テトリスシムシティだった。

 

ちなみに数学科の弟の周辺には、弟も含めて自分でゲームをプログラムする人たちが多数いて、テトリスのバリエーションゲームもたくさん触った。

キーボードにはビニールカバーがかけてある時代で、わたしの長い爪の連打のせいで痛みが早く、買い替えさせられた記憶があるな。

 

そしてシムシティである。

野原に道をつくるところから、村を町をつくり、人をふやして都会に育てていくゲーム。メガロポリスにするにはちょっと設定をいじって(天災モードをオフにした)、つまりズルしないと到達できなかったな。

 

 

 

ゆうべ、どこかでシムシティという文字が目の端をかすり、そんなゲームがあったことを思い出した。検索したらスマホ版をみつけ、で、ダウンロード。(絵にかいたような、作業義務からの逃避行動w)

 

しまった。

工場生産終了、次の指示待ち!のお知らせが、絶えずスマホを震わせる。わたしはすっかり、ゲームの奴隷となりさがった。

今朝も、起きてまず開いたのが、シムシティ

 

。。。。。。

 

 

先日、『サピエンス全史』という本をベースにつくられたTV番組があり(録画をまだ前半しか観てないんだけど)、

穀物を育てることは生活のすべてを支配されることを意味し、つまり人間は穀物の奴隷になったのだ、みたいな描写があって。

 

人間は案外、奴隷となることを自分で選択しがちなのかもな、とか。