あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

傍線

本を買う金額もバカにならないので(その前にチケット代が、とか言いたいけれど、こちらはどうしようもないので)、ネットで古本を買う。一円+送料、とかで済むことが多いので、惜しみなく買えるのね。

 

誰かが一度、読まれて、売りに出した本であるわけで。先に読んだ持ち主さんが、傍線を引いてたりする本も、ある。

さっき、読みだした本は、 

禅的生活 (ちくま新書)

禅的生活 (ちくま新書)

 

なんか中途半端なところに線がある。肝心な内容というより、洒落た言い回し? 

わたしの感覚とは合わなくて、チトいらっと来はじめたので、鉛筆線であることをいいことに、消しゴムで消させていただくこととする。

ページを繰って、ごしごし。内容は読まず。んんん?

30ページを過ぎたあたりから、「線を引くのをやめた」ようだ。もしくは、、、

 

読むのやめちゃった?

 

なんか、愉快な気分になってきた。どんな方だったのかしらね。なにか理由があって、読めなかったのかもしれないわよね。

ただ、

最初にまず、こだわりを持たずに読もうね、生きてこうね的なことが書いているのに、意気込んで読むから? とか思ってしまった。

 

一度で理解できる内容じゃなさそうので、わたしはとりあえず、すいーっと読む。読もうと思っている。

 

 

あー。

最近読んだ、本。ブログにタイトル書き散らしてて、読んでんですか?とか言われる前にw

 

アイリーンはもういない オテッサ・モシュフェグ

あかね色の風/ラブ・レター あさのあつこ

海辺のカフカ 上・下巻 村上春樹

流刑地で フランツ・カフカ (海辺のカフカで話題になってて)

れくいえむ 郷静子 (あかね色の風を読んでて、シーンを思い出した)

黄色い本-ジャック・チボーという名の友人 高野文子 (れくいえむ で、チボー家の人々 が話題になるけど、原本読む気はなくて)

贋作・桜の森の満開の下 野田秀樹 (チケットが買えなかった腹いせ)

レクイエム 篠田節子 (れくいえむ を検索した際、並んで出てきた)

少将滋幹の母 谷崎潤一郎 (篠田節子さんがあとがきで挙げてらしたけど、途中で挫折)

☆ちなみに谷崎や安吾は、キンドルで全集を100円・200円で買えるのです。新しい「ツン読」

一万年の旅路 ポーラ・アンダーウッド (読み始めたけど、手ごわそうなので休憩)

 

休憩としてさくっと新書を読み始めました、とか。失礼かしらね。

 

 

高松に行ってきた おまけ『海辺のカフカ』

夕べから読み始めたのは、ずっと本だなに積まれてた『海辺のカフカ』。

 

東京在住の主人公の向かう先が高松で、笑ってしまった。土地勘?空気感?をリアルに描きながら、読めるよ~ よくぞこのタイミングで読み始めたな、自分。

高松から向かう先は、鎌田ミュージアムにリンクして、イメージが膨らむ。

 

同時進行してる場所は山梨山中で、これまたわたしの生活に少しリンク。

 

 さ、続き、読も。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

 
海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

 

 

高松に行ってきた 3日目-2 県庁とか

(つづき)

 

そして向かったのは、

香川県庁舎 - Wikipedia

丹下健三しばりの日ってわけじゃないんだけど。ってか、わー、まさかの補修工事中。。。。。。

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平日の県庁なので、中に入り、受付で全体を見渡せる場所を教えていただく。

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↑↑ たぶん、このタイルの壁、猪熊さんデザインだと思うんだけど。

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この階段の感じ、懐かしい。昔の病院とか区役所とか、こんな感じだったよね。ん、ひとみんにとっては、新鮮なデザインらしい。

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↑↑ こっちが新館。

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旧と新をつなぐ通路。両方のリズム感をつなぐデザイン、なのだろうな。

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↑↑ コストを無視した手間暇の美しさ、だな。

これを観ながら、コストの観念が正解とは限らないんじゃないか、と考えた。コスパも流行りの思想のひとつにすぎないっていうのかな。失われるものとのバランスも比べる必要があるのかも、とか。

 

 

 

朝のアーケードのほうに戻りながら、みかけたマンホール。次回は屋島ツアーも考えたい。

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↓↓ これ、偶然の産物だけど、美しくない?

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ランチのうどん屋さん。

うどん屋さんに限らず、どこ入る?というとき、わたしは女性客(特にOL風)がいる店を選ぶの。たぶん味や雰囲気に間違いがない気がする。

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間違いがなかった!

 

 

習慣的に、地図をみながら、近くに神社あるけど寄ってみますか?とひとみんが問う。

行ってみたら、貯水池の奥にお社がある場所で、特に宗教的な感じのない場所だった。んだけど!

振り返った場所を見て、ひとみんがつぶやく。りゃ? ここって倫子が来たがってたお店かも?

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予約制の古本屋さんなんだって。呼んだのは神社じゃなくて、こっちのお店だったのかもね。

写真とってたら、ほかにもおにいさんが来てお店外観の写真を撮り始めたから、そこそこの観光スポットなのかも?

 

 

高松空港名物?の、お出汁が出る蛇口は、品切れ終了でした。

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で。

 

まあ、予感があったのですが。

家に着くタイミングで、仕事の直しのメールが来ました。旅行先にもPC持って行ったほうがいい?とわたしが尋ねたので、旅行中は待っていてくださったみたいです。

ありがとうございます。

なので、夜はそのまま、一仕事。お疲れさま。

高松に行ってきた 3日目-1 城の眼と船形の体育館

(つづき)

 

ことでん

って響き、かわいくない? だから一駅二駅でも、乗れたのがうれしかった!

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高松はアーケードがすばらしく美しいです。

↓↓ わかる? アーケード内に街路樹が植わってんだよ!

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↓↓ まっすぐの道なのに、森の小道をくねくね歩いてる気分。

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屋根が一番高い場所。

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そして向かったのは、喫茶 城の眼

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城の眼「“1962年オープンの元祖デザインカフェ。建築設計...」:高松

 

モーニングを頼んだのですが、出てくるまで、長い時間。を、ゆったりと待つ。なんとも優美。(このあたりでは、豊かさ=優美 なのかしらとか、考えてました)

 

お店の名まえ、ステキですねと申し上げたら、ウエイトレスされてるおばあちゃまが、あの壁面は、こっちの壁面は、このオブジェは、この絵は、と作家さんのお名まえを教えてくださいました。お店の名まえも、詩人だか作家だかの誰それサンがつけたとか。

もちろん、みなさん、所縁の方たちね。

美術館並みに、大勢の美術家さんたちの作品が、ひとつの居場所として融合してる。別々の主張をしてるのに、ケンカはしてない。

わたしは入口を入ってすぐのところに掛けてある、ユーズドの漁師網に心惹かれました。あれ、ほしい!

 

ようやく供されたクラシックなサンドウィッチをチマチマといただきながら、東京では味わえない、高松(四国?)ならではの、この豊かさはなんなんだろうなぁと。

ひとみんが「余白?」と言った。

 

 

タクシーを拾って、県立体育館(閉鎖中)へ。

香川県立体育館 - Wikipedia

 

うわー。かっけー! (わたしの感覚だとノアの箱舟感が高い)

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チケットブースが懐かしい。と思ったら、ひとみんは新鮮! おしゃれ!と言う。あ~ わたしがちっちゃいころは遊園地とかみんなこんなだったのよ~

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周囲をぐるりと歩きました。

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↓↓ なんか、顔っぽい?

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裏から見ても、対称形。重さのバランスをとってるのか?

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建てられた時代はさ、コンクリートが絶対的な素材で、50年でこんなに劣化するなんて思わなかったんだろうなぁ。

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↑↑ こういう処理が、おしゃれ!

 

屋根の上、どうなってると思う?と話題になる。あの頃はセスナつかった航空写真が流行ってたから、絶対に意識してるはずなんだ。

 

と、振り返ったひとみんが、ちょっとだけ見えます! 案外、ふつう? ってw

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しまった! は、帰りのタクシーが拾えないこと。とぼとぼと炎天下を歩きながら、振り返りながら、途中のバス停とかをチェックしながら、少しずつ次の目的地に近づく方向で。

来る途中でタクシー会社をみかけたから、最悪、そこまで歩こう。

 

向かい車線にタクシーが通ったので、手を挙げた。が、お客が乗っていた。

あれがさ~ 気を利かせて、お客をおろしたらすぐわたしたちを目指したら完璧なのに。や、地方でそういう計算高い反応を期待しちゃダメか?

とか、もぞもぞと言っていたら、

すうっと横に同じ色のタクシーが来て、止まった。まじ?

これは夢か? え???

 

なんのことはない。目的地?の、途中でみかけたタクシー会社の前だったの。(苦笑)

 

そのタクシーは予約済だったけど、涼しい待合室に座りながら配車を待つことができました。お世話さま。

 

(つづく。次で最後ね)

 

 

 

高松に行ってきた 2日目-5

(つづき)

 

ストレンジフルーツの夜の部。会場にスモークを焚くナニソレさん。

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刻々と変わる魔が刻の空が美し~~

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↑↑ シャボン玉。スマホカメラは、これが精いっぱいだわ。

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↑↑ 男子同士だと、両手をつなぐだけだから、もうひとりの女子が暴れる理由付けにはならないのよ。

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ふぅぅぅ。盛り上がったよぉ~~☆

 

 

 

道を挟んだ会場へ移動。

EPPEI&マサトモジャ に、芸人まこととジャグラーラビ―の、打ち合わせ5分のコラボショー。(どんな状況でも、まことさんがしゃべればショーとして成立する!)

 

もじゃくん

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いっぺーさん

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わたしはこのあたりから、正面の照明に黒い残像がかぶり、めまいを起こす。振り向いたら椅子があったので、座った。やばいやばい。

まことさん

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らびーさん (はしごの上でバランスとってます)

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投げ銭は茶色いお札で。

 

(最終日に続く)