あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

金継ぎ 銀継ぎ 

承前

簡易金継ぎキットで湯のみを修繕してみたが、チト気に入らなかった件。

 

↓↓ これね。

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もう一度、砥の粉とうるしをこねて、隙間を埋めてみた。

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今度は紙やすりはかけすぎないようにしてみる。
フラットであるより、とろっとした感じが持ち味な気がしたので。

 

 

で、問題は金泥なのだが。
何十年ぶりかで渋谷のウエマツに行きました。
そしたら金泥がネット価格より高く、銀泥は安かったので、とりあえず銀泥だけ買って帰りました。そっか、金泥はネットで買うかなー。って。
んで、帰り道に思いついちゃったんだが、金銀のキメラにしてみたらどうなんだ?
(初心者のくせに欲が過ぎる o(ΦωΦ)o どきどきどき)

 

そして。いまだに金(銀)泥の接着のコツがわからないのだけれど、(説明書では加減は自分でみつけてくださいとなっている)
というわけで、つけたり、ぬぐったりを繰り返して、

こんな感じになりました。

↓↓

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がりがりと洗いながら使い始めたら、外側ももう少し銀が落ちてきていい感じになってきた。(つまり乾燥が足りなかったらしい、とも言う)

 

 

さて。
大泉の家にキットをもって行き、こっちの家の欠けた食器もいじってみた。

 

↓↓ 鎌倉の参道の店で再度買った急須。(両方の家にあるのだ)こっちのは欠け欠けで使ってたの。

父にどうする?と訊いたら、銀泥は似合わないだろうというので、そだね。とりあえず砥の粉のまましばらく使ってみることとする。

一番苦労したのは、注ぎ口の先の修繕。(もう欠くなよ~)

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↓↓ 縁が2箇所欠けてたヤツ。
これは銀泥を塗ったり削ったりしてみた。下地の砥の粉がちょっと見えてる。
上々の出来な気がするんだが。

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↓↓ 三茶の家のミニ小皿。
コンクリみたいに見えて、不満だ。うん。銀継ぎが流行らないのがわかる気がする。
そのうちこれも、またいじるつもりなり。

やっぱ、金泥も買うかなあ。とろっと盛ったら似合いそう?
あれ、セットで数百円くらいの皿だっけ、これ??

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当時、なんでもいいから蛸唐草がひとつ欲しくて、ハライセみたいに買ったのだったわ。