70年代はじめというのは、洋楽ファンはただそれだけで一致団結してる感じだったと思うんだ。そのくらいマイノリティだった。今では考えられないね。それでも東京の私立女子中学だから、少しは比率高かったんじゃないのかな。
で。表題は何かと言うと、
友人のお姉さん(は、同じ学園の高校生になってたかな)が、イギリスのボウイにファンレターを書いたら、それが向こうの新聞に載っちゃったときの見出し。や。当然英語だったはずだが、わたしの中ではこの言葉でしか残ってないので、すみません。
はい。世界的に、そんな感じだったわけよ。当時の「日本の女の子」からグラムロックスターへのファンレターは、新聞ダネになったの。
ボウイが亡くなったニュースを知り、昔むかし写真集を取り出すと、
高校のとき持ち歩いてたピンナップが出てきた。
下敷きの間に(だから当時は、そうだったんだってば。携帯の待ち受けみたいなもんよ!)ずっとはさんでいた写真はこちらです。
↓↓ 鍬田正義さんのカメラ
いかにもボウイっぽい写真ではないかもね。ただわたしは色味も含めて、この写真が大好きだったの。
んで。思った。
たばこはともかく、思春期に持ち歩いていたこの一枚が、
マツゲフェチも含めて、確実にわたしの男性の好みを形作ってんじゃないのか?
うふふふ。
昨日あらためて観た『最後の誘惑』のピラト役。
それ以外のシーンではちゃんと偶像ジーザスに見えてるデフォーが、ボウイの前では野卑な表情に見える、気がした。
ほんとうに透明な人なんだ。(ちなみに役者としてのすごさは、今回はじめて理解できた)
だからたぶん、その人ごとに、ボウイのとらえ方は別なんだろうな。
最後のメッセージとされる曲は『ラザロス』で、そのPVもふくめて、
真剣なおちゃめと、
そして偶然のメッセージとを、感じたりしている。
フォーエバーって言葉の意味も。
ウォークマンの中の、手持ちの音楽はまだ、
聴いてません。