あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

誇張?

さっき、映画の『スウィートチャリティ』を観てました。
(来年にむけてラブ・コメ/ロマ・コメに目覚めようと勉強中です)
 
 
こんなほろ苦いエンディングたったっけ?
と、記憶を辿るに。
そういう以前に、映画版を観るのは初めてだったかなあ、とか。
 
戸田恵子さんが演じた日本版舞台で、
おみ足が日本人だなあと思ったのだけは覚えているんだけれど。
 
今観ると、あんなにあこがれてたシャーリー・マクレーンのプロポーション
案外普通の女の子レベルでしかないような。
(役として普通の女の子を狙って演じてたせいもあるのかな)
(や。今どきのコたちの骨格の進化がすごすぎるんだろうね)
でもね、でもね。魅力的なのよ〜
肩を振ってターンするだけで、わくわくするの。
最強の笑顔のせいだけじゃないよね。なんでー???
 
アイメイクが!
そうか、今どきのアイメイクの原点はここかぁ!という発見もあり。
(実際オトコを落として黙らせる最強の手段はツケマなんです)
 
 
ボブ・フォッシーの監督・振付ですが、
それっぽい動きと、案外ポピュラーな振付と、なんでこーしたのかよくわからん?箇所とある。
 
 
 
ま、いいゃ。
 
  
それでね。
特典の中に、衣裳デザイナーさんのコメントがあって、
「衣裳は誇張が大切」みたいなことをおっしゃってました。
 
この「誇張」という単語が、実はあとから効いてきて、
すっごく気になってきてしまい。
字幕で拾っただけなんだけど、ホントに「誇張」という訳だったの?と
次第に半信半疑になりつつあります。
 
「フォーリンラブ」を「愛に落ちて」と訳してたからなあ。
日本語のセンスに疑問があるような?
 
・・・・・・
 
映画の中での実際のデザインが、何かを誇張しているふうには見えない。
主張は感じる。必然も感じる。そして美しい。
 
 
豪華な衣裳たちの中で、
貧しい主人公がシンプルな黒ワンピと赤いネックレスを着まわしているのも、
きゅんと来る。
 
ゴージャスを飾り立てるだけでなく、バランスと個性で上品に魅せてるとか。
実に自然に、でもかなりの対比を見せているんだろうな、とか。
 
というポリシィは、「誇張」という単語と少しズレを感じるわけです。
 
 
英語のヒアリングと解釈が得意な人。ヘルプ!
 
 
 
 
 
ミュージカルがスタれてるなぁと思うのは、
 
「スウィートチャリティ 衣裳 誇張」とネット検索しても、
疑問が解決する以前に、
まんまの内容を紹介した1件しかヒットしなかった。――1件かぁ。
 
さびしいなり。
 
 
 
 
そうだった、と思い出して。
 
先日、某NHKのパイロット番組で、
ミュージカルタイトルテロップがぐちゃぐちゃだったことを思い出し、
呆然自失となるくらいの混乱ぶりで、コントのネタか?と思っちゃったことを思い出し、
キーワードにしてみる。
 
(↑というわたしが、すでに検索にかからないよう言葉を選んでますけどね)
  
3件ヒット。そっか。3件かぁ。