あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

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『ワイルドスピード』を観た

父が独り暮らししている大泉の家に、月に数日ほど行くわけだが、DVDを7本借りて持って行き、1日に2-3本のペースで父と観る。
(サスペンスとか見せてると、父の老いた脳が活性化されるみたいなので)
いつもはディスカスを使うのだが、
今回、スッカリ手配を忘れてて、前日に地元のツタヤに駆け込んだ。

三茶ツタヤのレンタル棚の、一番いいトコにあったシリーズの、1作目を借りる。
それが『ワイルドスピード』。
(最近の若い人は車に興味がないから、車産業は売上が伸びず困ってるってね。 その布教もあるのかしらね、とか)

ストーリーなんてなくて、車と女の子のファッション・グラフティとでも言えばいいのか。
ただ、
なんだかスゴクかっこいい。

画像の処理やカット割りや、音の処理にスゴク工夫が張り巡らされている?
特に音の使い方が、巧いような。 
車関連の擬音の強弱も、うまく絡んで、わくわくと世界に引っ張られる。

だいたい音楽が、ストンプっぽいヒップホップ?(専門用語はわからん)と言うのかな。 
で、
画面のキャラの心理が動いた瞬間に、
ぱたたっと、心地よく響くリズム音が、ノイズのように突然重なる。
で、こっちも、どきんっと姿勢が伸びる。
音の流れにそって、キャラと一緒にどきどきしたり、ガン飛ばした気になったり、する。
のが、気持ちいい。 引き込まれる。 すっかりその気になる。 
なんのストーリーもないクセにっ!

  (^p^) 

音楽をね、
2曲重ねて流すとか(状況の音楽と心理的な音楽)。
爆音が重なってるシーンで、急に無音になって悲壮なメロディだけが流れるのは、戦争映画でよくあるテだが。
会話の後ろで微かに流れていた音楽が、最後で急に大きくなり、次のシーンに繋がるとか。

スピーディで、息もつかせず(緩急はある)。
ストーリーと音楽、気持ちと擬音はこう重ねるのか。
ミュージカルで、――できるかなぁ。 と、スッカリ刺激されました。 

  (>_<)

途中、フロッピーディスクが出てきて、「いつの映画だ?」と突っ込む父。 2001年の映画でした。 そのあと、何作もシリーズ続編が出てるようだが、監督が違うので、見る価値があるのか、微妙。

 

 

ワイルドスピード』と『プリースト』(←コミック原作の近未来モノ)は、西部劇へのオマージュっていうのか? 西部劇の面白さをうまく使っていた。 
『プリースト』は、コートの裾のはためきがいちいち実にカッコいい。(褒めどころがそこ?と言われそうだね。 そこです。 あと、フードの質感とか)
人種問題などで、スリリングな西部劇が作れなくなって久しいというけれど。 おいしいテイストだけ、別の料理として使えるんだなぁと思う。

ブラックスワン』を、デートで観にいってはいけないという評判は知っていたが、父親と観てもちょっと、かなり、気まずいシーンのある作品でした。 笑笑っ
N.ポートマンは、オードリー・ヘップバーンを意識して役を作りこんだのかな。 (おそらく)演技派の自分に切り替えるための、努力が、すごい。
すごいンだが。 
魅力的に見えたのは、ライバル役の少女や、いかにもってお顔の振付家役。
かの女の魅力ってナンだったっけ?と、逆に『レオン』をもう一度、見たくなったりして。

英国王のスピーチ』は、ロケ先の建築物ばかり見てしまいました。
ホンモノの、バッキンガムやウェストミンスターの内装だよな。  
ストーリーも感動も、予定通りですし。 作りも正統派で? 
英語ではキングとクイーンと別々の言い方をするけど、日本語では王と女王(王の女版)と同じ単語を使うよな、みたいな、
太古では再生の象徴としての女王の文化だったしな、とか、枝葉をいろいろ考えてたり。

観終わって父と話したのは、現英王室の男子の頭蓋骨のカタチ。 役者たちの顔が四角いと違和感があるね、と。

ウィンザー公もちっとも伊達じゃないし、
意図がよくわからないキャスティングが他にもあったな。
あ。 寡黙に悩む男の美学については、ちょっとチェックした。 (ストーリー上の表現という意味でだよ)