2010.1.22. 20:00〜 SePT /珍しいキノコ舞踏団
初・珍しいキノコ舞踏団。
楽しかった。 とにかく、理屈抜きの楽しさ。 にこにこ、わくわくと楽しむ。
ガーリーで、逞しくて。(←反語か、同義語か?)
ダンスの分野は全然わからないけれど、これは もしかしたら
レビュー
になるのでは?と思った。
ほら、タカラヅカの二幕めみたいな構成といえばいいのか?
お客さんを楽しませま〜す!
それ以上に自分たちが楽しみま〜す!
(そのためにはわたしたち、見えないところでかなり努力してますけど、そんなことは絶対に見せませ〜ん!)
って感じ?
うん。 男に媚びてないし、踊りながらガールズトークしてるし。
ダンサーやバレエ(つまり自身たち)を、ときにはうっすらとパロディしてるし。
それらが同性として、愛しい。 そしてリリカル。
だから全然、いわゆるレビューっぽくはないんだけれど、
もしかしたら正反対のダンスなんだけれど。
分野としては、華麗なるショービスの基本、レビューなんじゃないかと思うのだが。
6人全員が、同列のボリュームっていうのもおもしろい。
全員でひとつの意識っていうのか。
どの瞬間も、自分たちが何のために何のダンスをしているのかが、同じように明確で。
周囲の他のメンバーに気を配り、合わせ、客席に気を配り、おもてなししているのに、
それぞれが爽やかに、個としての自分を主張できている。
こういうダンスカンパニーが日本にいたってことが、ステキ。
(と書きつつ、未見のコンドルズももしかしたら、この系統?)