あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

『サルーン』

今後は現代サーカスも、さっくりと視野に入れてくかなぁと感じたときに、目の前にぶらさがった情報。で、チケットを購入。

 

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わたしにはかなり、やばかった。

レビューな構成といえばいいのか、音楽とダンスでショーを魅せるのに並行して、高度なサーカス芸が編みこまれてたっていえばいいのか。

 

クロバットなポールダンスとか、見慣れてるつもりだったけど。二人で上って、ひとりがてっぺんから滑り落ちる際、サラリと、もうひとりが身をよじって手を離してやり過ごすとか。

ちっちゃく、ひゃあっ!とか、つぶやいちゃった。

 

わたしが見慣れているサーカス芸の、もう少しだけ上をいく技術が多かったのです。

 

e+で取った席ね。最前列のほぼセンターだったんですよ。あーこんなとこでラッキーを消費したくないんだけどなぁw

大道芸を見物することが身に馴染んでるので、アクロバットにはつい、声や息が出ちゃう。はじめは拍手だけでごまかしてたけど、だんだん客席があたたまって、やがては、どんどん声を出しながら観ることができました。

 

楽しかったよ。息遣いつたわってくるしね。

 

 

あ。音楽は音楽としてちゃんとみっちり聴かせて、パフォーマーたちが息を整える時間をつくればいいのね。とか、

「技術がスゴイ」のを魅せるのではなく、構成がまず楽しくなくちゃ愛のあるショーにはならないんだなあ、とか。でも、流れがとまらずに技術が織り込まれてるって、たぶんかなりすごいことなんだろうな、とか。

 

 

最後は写真OKに。

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後ろのセットから、クレーンみたいのが伸びてるのわかるかな。あそこからさまざまな吊りものをします。

 

 

渋谷の11階は見晴らしがすばらしくて。

開演前。

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終演後。

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富士山が見えると、何でテンションあがるかな♪

 

1階降りると、もうビルに隠れてみえないのよ。