あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

「正しい海賊の作り方」を観た

起きると、まぶしい夏の日差し! イタリアの日差しも、きっとこんなだと思い込む。ただし空気は乾いてるの。そして……って、イタリア、行ったことないんですけれどね。

気分は最高、なのだが、膝がたよりない。肩が重い。風邪ひいたのかなと思っても、絶対に熱は計らない。病人なんかになってられないから。……素足にソックスを履いて、外出。

友人とのランチの約束に急ぐ電車の中、次第に具合が悪くなる。(ダメ、吐きそう)とか思うと、もうダメだわね。途中下車して水を買い、駅トイレの1室に篭城。はあああ。友人からは、予約できなかったから先に店に並んでるからとか、店に入ったけど今どこ?とか、メールが続く。……実は、こっちの状況を伝えたはずのメールが届いていなかったと判明するのは、4時間後の別れ際。 

ベトナム・フォー(冷麺)はおいしく、劇作の友人MOYUさんとの会話は弾む。かの女は、どっからそんなのをみつけてくんの?というようなネタや本を教えてくれる。 わたしの今のテーマに近くない?といわれた本、注意深く検索・検索してようやく発見できるくらい奥深くにあった。(さっきアマゾンに発注)

スタジオへ向かう。駅を降りたところで、ネットスクール時代のS講師とお会いする。本日の作・演出・出演も、劇作勉強会で知り合った。

「正しい海賊の作り方 〜アダムの国のアリスたち〜」

               2006/8/5 中板橋新生館スタジオ / 劇団ダルメシアン

元気よくてさわやかで、ちょっと毒があって熱狂的で、おとこのこもおんなのこも、みんなエネルギッシュで、かわいい。おしゃれで前向きな高校生みたいな清潔感。(まあ、わたしからみれば近い年齢か) 

人間の勢いって大切かもしれない。ひとりひとりがホント、魅力的なの。自分の個性を押し出して、でもちゃんとその役になっていて、意見を出し合ってみんなでこの空間を考え上げてるって感動なんだろうなあ。 

あと、S講師の言葉を借りれば、「身体表現がなっている」。 脚立しかない限りある黒いスタジオが、いろんなシーンや距離感を出していく。 身体表現としてのダンスができるって強いね。

笑って笑って、気付いたら、具合の悪さは霧散していて、わたしは上機嫌。

MOYUさんとは、さっきから携帯メールで10回くらいやりとりしてる。そろそろ、おやすみ〜。