あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

花組芝居『義経千本桜』

めちゃくちゃ久しぶりに花組芝居を観ました。

 

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どこかの劇場で手渡されたフライヤーの束にその名を見るまで、いつの間にか自分の中のリストから外れてたことに、気づけなかった。小学校で隣のクラスだった(自慢っ!)加納くんが作る、スピーディで野卑で上品でチャーミングでわくわくして大笑いで美しい歌舞伎(ネオかぶき)が大好きだったはずなのに。

 

で、まあ。
知ってるようで知らない歌舞伎演目の、通し狂言なんぞそうそう観られないわけで、2時間半くらいで一気に魅せてもらおう!という下心も、ある。

もっとも、

あれ本家はどんなんだったっけ?と目くらまし喰らった気になり、うまうまと演出・脚本の術中に落ちてんだろうなあ。絢爛豪華で巨大な森、底知れぬ迷路の一端に立たされた心持になるのだった。

 

ja.wikipedia.org

hanagumi.ne.jp

 

 

素晴らしい時間でした。

 

劇団のサイトから買ったお席も素晴らしく、世界観に巻き込まれて、たぶんずっと例のごとく、満面の笑みで観てたと思う。

怒涛の舞台が夢のように収束し(美しい幕切れでした)、帰り道はふんわりと幸せで、人間の持つ死に物狂いなすばらしさを魅せていただいたなあと。

 

理屈を超えた凄さ、美しさのようなもの。

 

 

 

そうそう、久しぶりに出会った花組芝居。お衣裳がすさまじく綺羅綺羅しいことになってました。うわ、その金襴緞子はほんものですか?

でもときどき、敢えてチープなかけらも混じってて、そうそうコレコレ。これがね、ネオかぶき。

 

ナマ演奏なのも素晴らしい。役者との掛け合いだものね。そしてハッヨッとかの声から察するに女性? 時代を感じてわくわくするのでした。

 

 

次は来年7月『地獄変』ですって!

 

年末のお食事会

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写真は今年のドア・リースです。

告白からはじめます。

 

ボランティア先の大勢で、出入り自由みたいにわたしの自宅でご飯会をしてきましたが。なんていうか、思い違いしてしまう方っているもので(トホホですよ)。

わたしに何かしてもらうことが当たり前になったり、何を言っても許されると考えたり、プライベートに無神経に踏み込んできたりとか。

 

ここ一年程は悩みながら我慢してきましたが、ついに「なんで自分は自宅で嫌な思いを我慢しなきゃいけないんだ?」なことが起こり。(ほかの人が不快になるのが嫌で、黙ってたけどね)

 

今年のクリスマス&忘年会は、人数を絞って、ほんっとに仲のいい方たちだけをお誘いしました。

 

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具体的にいえば、ボラの打ち上げ会場でリアルにわたしの周囲にいて、年末はどうする?と訊いてきた人たち。それでも十数人いるし。

こぼれた人もいますが、それでいいとしました。わたしはそのボラ・グループの中で発言力があるから、この人たちがダメという矢印をあらわにしたくない。

 

 

おかげさまで、当日はしあわせでした。わたし自身がゆっくり食べられたし、喋れたし、ゲームもできたし。みんなありがとう。

高齢になってくるとさ、選択とか断捨離とか言葉のニュアンスが、少し違う意味を含んでくるかもしれません。

あ。来年どうするかは未定です。

 

 

噂のはり重のコールビーフ、取り寄せました。うまっ。

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パエリアはふたつ作った! こうしてみると、こっちは煮方が足りなかったね。ごめん。

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ちなみに。ごはん作る人は↓↓この風景好きじゃない? わたしは愛しいw

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誕生日に友人からもらったフルボディなワイン! パエリアと至福のマリアージュ!!

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一緒に写ってるのは、ボネダンヌのシンプルなバゲットサンド。バター、ハム、チーズだけなのに、至福のおいしさなんだよ。

 

写真ないけど、男子手作りの万頭とか。まさかちひろくんの手作りを食べられる日が来るとは。ぼくだって自分が作る日が来るとは思いませんでしたよ。

 

あまのがハロッズのクッキーとF&Mの紅茶を持ってきて。絶ーーー対っに割るなよ!と、ウエッジウッドのカップが出動。

ふぅ。お高い紅茶はティーバッグでも香り高いなぁ。

 

ケーキが3種類にシュトーレンにアイスクリームとか団子とか。いろんな各種アルコールとか。もう幸せ過ぎた。

それでもみんなは、サラダとくだものがなくてバランス悪かった?とか反省会してる。んん、ウチのみかんならあるけど、食べる隙間なくない?

 

 

恒例のプレゼント交換は、買うの禁止。フリマ感覚のおうちにある不用品で。笑いを取りに行ってよし。

 

で。これが当たりました。

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バッテリーが軟弱になったマックブックw o(ΦωΦ)o

だだだだからさ、わたし、超軽いノートパソコンを買ったばかりなんだが。。。

マック触ったことないので、ある意味、触っときなさいなのかもな。と、考えることにしました。

 

 

 

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うちでパーティすんの、これくらいの人数がちょうどいいなぁ。

 

『ENTA!2』

去年、稽古場リポートの仕事をしてから、大好きになったふぉ~ゆ~のステージ。まさかのチケットが、抽選で当たり、行ってきました!

 

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胸に手を当ててみれば、

ジャニーズ・ライブなわけで(チケット、当たってくれてありがとう!)、

会場に入ってからも、周囲の方たちはみな、公式のタオルとか公式らしきペンライトとか持ってらっしゃるわけで、

ごめんなさいごめんなさい。わたし場違いよね??と、とてもドキドキしてましたが、

ショーが始まってしまえば、ファンのみなさんに混じって声を出し、一緒にがっつり踊り、

 

めっちゃ楽しかったぁぁぁ!

 

(ところで。あのペンライト、たとえ持ってたとしても、何色にして振ればいいのかわかんない。4人とも大好きなんだよ~)

 

 

稽古場でのかれらを観てるせいかもしれないけれどね。

ファンに求められているペルソナに、がっつり応えるプロ意識。そして、底なしのおもてなし。下手な男子とのデートより、よっぽど心地よくしてくれる。

そんな風合いにも、胸は熱くなる。

 

ショーの中でも楽しかったのが、日々、抽選して役を振り分けて演じるというコント。えー。これは毎回観たくなるじゃん。

わたしが観た回は、自由に超暴走する3人と、話の流れに引き戻し引っ張って、前に進めていく越岡さん(腕のいい役者だ!)のやりとりが、涙流しての大爆笑でした。これは、信頼関係が半端ないからできるんだろうな。

 

あ。ただね、

昭和のコントだったら、おかしくてやがて哀しきだっけ? お涙しんみりのシーンをもっと厚くするんだけどなぁ、そんで最後のちゃんちゃんの軽いシーンとのめりはりつけんだよなぁ。とか思ったりもしました。

 

 

それからね。

その回のゲストはテツandトモさんでした。で、出てきた瞬間の「つかみ」のすごさ、が。うわあでした。うわぁぁぁぁ。大道芸のみなさんに、一度、感想聞きたい。集中力? 念の強さ? これは、なんなんだ???

 

 

観られてよかったなぁと、ほかほかしながら会場を出たら、お台場は、

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「明日も天気かな〜 atお台場」とコメントつけてSNSに流したら、ふぉ~ゆ~のファンの方がいいねしてくださってて、すごいなファンは!

 

 

 

そんでね。わたしには夢があって。

稽古時間をもっと十分にとった公演を観たいんです。器用な努力家たちの、じっくりともがきながら絞り出すパフォーマンスが、どれだけすごいものになるか。

でもね。次々とすごい勢いで流れていくお仕事の中でも、少しずつ、そんな部分が育っていき、新しい文化を創り出していってくれる予感は、ちゃんとあって。

だからたぶん、ずっとかれらを、見ていきたいんだろうなと思います。

 

三茶de大道芸 お疲れ様会

(セ-ルとはいえ、新品ノ-トパソコンがついに25,000円をきってしまったわ。キーボードのバランスが悪いけどね。shiftキ-が左にしかないとか、「-」のキ-がないとか。はい、そのPCで書いてます)

 

先日、地元のイベント三茶de大道芸のお疲れ様会がありました。

プロデュ-サ-が、商店会さんやパフォーマーやボランティアに手料理をふるまってくださるという、素晴らしいお食事会です。

 

久留米の劇場の吉兼ちゃんが東京に来てて、でも準備時間の5時までしか、会場にいないというので、わたしは病院ボラの帰りに差し入れのおむすび買って、そのまま会場へ。

始まるのは7時なんだけどね。

 

へたれているので、お料理のお手伝いはせず、洗い物ゃ買い足しのお手伝いしかしませんでした。ただ、なんか珍しく買い足しが多い日で、地下のス-パ-まで、何度もわたしを運んでくれるエレベーター、偉いなぁとか思ったりしてwww

(あ。地元の土地勘があるほうが買い物早いでしょ? だから、いいいいわたしが行く!になっちゃうのよ)

 

↓↓ 始まりと終わりの橋本Pのご挨拶。

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わたしは、いつになく何人かとみっちり会話できたのが楽しかったです。思いのたけをたっぷり人に話せるって幸せだな。年上とか同年代とかと、遠慮なく自由にしゃべるの。

 

ナポレオンから作った梅酒をロックでいただき、ぺろんと酔う。顔を赤くしてるの珍しいねと言われたが、ブランディを梅酒のペースで飲むって、やばかったワ。

 

 

 

そのあと居合わせた6人くらいで、ちょい飲みできたのも楽しかった。人の話をたっぷり聞いてあげられて、年の功の話をしてあげられて。

 

そうそう。

せなちゃんはいい役者よ。と説明するのに、わたしの言葉だと専門すぎるかなと思い、ちひろくんにしゃべらせてみたら。ほぅほぅそういう言葉で説明するのか。とても伝わってたし、参考になりました。

『羽化する渋谷』展

駅向こうにある大学の博物館へ、お散歩。目的はこちら。

校門のガードマン詰め所で名まえを書いて、名札をもらって入ります。女子大生ってこんなに幼いのだなぁとか、きょろきょろしながら。

 

渋谷が羽化?と、ひっかからなくもないが、まぁ、感じ方は人それぞれということで。

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みたかったのは、この模型です。渋谷駅のダンジョン。

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↑↑ 半蔵門線がまだなかったころ

↓↓ 現在/半蔵門線や東横/新都心線が地下深くに増殖。

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今後、銀座線や埼京線のホームが、きゅっと引き寄せられてくるはずですね。

 

↓↓ 黄色く塗ったところが渋谷川。思いがけず高い位置に感じました。(地下一階あたりのはず/なので東急東横店にはデパ地下がなくて、1階にあった)

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渋谷駅の工事理由のダンジョンについては悪名高い。複雑怪奇で、迷うとか。

地上を思い浮かべて、方向の見当をつければいいのにと思うわたしは、だって不自由しないもーん♪と言っておく。(中学・高校が渋谷でした)

 

先日、Eテレで、2027年に完成予定の渋谷駅の新デザインについて語られていて、おもしろかったのよ。広場や通路=人の波が立体的に、上空からながめられるコンセプトらしいです。

 

ただねえ。商業施設ビルって、渋谷も二子玉もあんまり変わらない雰囲気で、そのへんはちょっとがっかりだ。あ、パルコはまだ行ってない。コンセプトがおもしろそうだから、楽しみにしてる。