あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

あさイチ・レジェンドレシピを作ってみたよ!

あさイチpresents 
レジェンドキッチン 至高のレシピ大公開

www1.nhk.or.jp


夜中に観た番組。わーわー! これくらいならつくれるじゃん!!

で。

チャレンジしてみた!

 

 

まずはフェルベールさんの

コンフィチュール 魔法のりんご

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りんごとお砂糖が同量! なので、めちゃくちゃ甘かったです。アメリカ人は好きそうだが日本人には背徳の甘さだよ。

スパイスはいい感じ! でもくせがあるから苦手な人(特に男子?)もいそうかな。

つくったあと、両手がオレンジとレモンに匂いなのが、すっごい幸せです。

ちゃんと↓↓コレも作りましたよ。

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が、、氷と牛乳で薄めたとはいえ甘いアイスクリームとでは。。。

なつかしいおやつという味です。

わたしにはヨーグルトとがベストかな。

甘い系パンとの組み合わせもチョット失敗でした。明日バゲットを買って、薄くスライスしたのとはきっと合うに違いない!

 

このスパイスで、甘さ控えめのママレード作りたい!のが、次の野望。

 

 

 

次。マルコリーニさんの

オトナの和風生チョコ カレ・ジャポネ

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つやつや~

この時点でなめたら、今年のバレンタインに買ったギモーヴのチョコを思い出しました。すごいな。こんなに簡単なのに、ちゃんとあの味なんだ!

マシュマロ買って、うずめてみたらどうなんだ? (生チョコです。テンパリング(コーティング)用レシピじゃない)
あれっぽい味なるかしら。

  

まずレシピ通り?のごまと大葉で。おいしいですよ。

ごまのクリスピーを楽しんで、と番組では繰り返されてたな。なるほど。

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ちょっと思いついて生姜のカケラをのせてみたらこれがうまい~!

結局。

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こんな感じに。

この季節なので、生チョコはすぐにとろりんとなります。ときどき冷蔵庫に放り込みながら仕上げの作業。

来年のバレンタイン。どうしようかな~

 

企ててるのは、最近みかけなくなったキャドバリーのナッツ&フルーツ風を作りたいかな、とか。

 

 

 

最後は、ロブションさんの、

じゃがいものピュレ

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最後の「あたため」、「水分を飛ばす」作業なのかもな。やらなかったら、ねとっとしてしまって、模様はつくれませんでした~

でもね。わくわくするほどおいしかった。
ビシソワーズ味の、ホワイトソースよりもなめらかな、マッシュポテト。

バターたっぷり!

 

2回、裏ごしするのでそこで汗だく。

あと、使ったなべとかが流しに積み重ねられて、びっくり。(わたしはふつう、洗いながら料理するので、見かけない風景だったの)

 

 

 

明日から八ヶ岳の家へ。

このカロリーを独りで消費しないから大丈夫だよん!

 

長いお散歩

世の中ではGWだが、わたしはスッカリ家に「沈んで」いた。

しょっぱなからね。大道芸フェスに行くべく昼からの外出の支度をして、読みかけの本を手にしたら、そのままソファに撃沈。外出取りやめ。

以降、本読んでDVD観てお掃除して音楽聞いてPCとにらめっこして料理して(料理の材料を買いに外出はする)衣類の整理をしてゲームして、という引きこもりぶりw

 

 

これじゃダメかなと思い始めたころ、仲の良い大道芸人とミュージシャンが並んでご出演する近場のイベントに気づき、

ゆっくりめの午後。お散歩に出る。

 

途中、マックに立ち寄って(混んでました )、テレビCMでスゴク気になってたキウイシェイクを買う。マックなんてめったに行かないので、注文カウンターでちょっとどきどきする。

 

シェイクをずるずる飲みながら、一駅隣の公園へ。

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ぼんやりしてたら会場を思い違いしてて、「大道芸はどちらですか?」と尋ねるはめになる。お、いたいた!

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魔法のように人が集まってきて、おおっとかすげーなっとか声をあげて楽しみ始めた。

もじゃくんはホスピタルクラウンの活動もしているせいか、なんともしみじみとしたあたたかさが新しく醸されてきてるのなと思う。

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大道芸になじみのない見物に囲まれての、フレッシュなショウでした。

 

 

 

そして、めちゃ久しぶりのエスニ(ETHNIC MINORITY)!

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お三方ともおじさんになっ風格が出てきてました。

ヒロさんのエレベを見て、楽器がここまで進化したかとびっくり~(これがウッドベースのデジタル版なんですヨ) 写真の右足に注目してね。わたしはこういうさりげないところにこの方の職人を感じます。

エスニってね、天才肌の横田さんを、ヒロさんとかずくんという職人肌が支えているユニットなのかなとときどき思う。

↓↓ あふれる才能とやる気に突っ走り系

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横田さんが渋谷駅ストリートをやめた経緯は、2020に向けての東京を象徴していると感じます。んっとになぁ。

 

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久しぶりに聴くかずくんのドラムの音は、力強くドスがきいていた。わたしは軽やかに舞う音の大ファンだったのに~

バラード系の曲のときくらいは叩き方を戻さないかなあとか思ったりして。

それでもわたしの芯に届いて、からだが揺れずにはいられなくなる。

 

エスニの音は、他人のことなんかまるで考えてない。自分たちのやりたいことを疾走してるって感。

それでも惹かれる人は、きちんといて。(わたしもそうだが)

小学生の男の子が鼻息荒く駆け寄ってきて、きらきらとした表情で立ち尽くしていたり、(親にせかされ帰っていったけどw 反抗期がきたら価値観に縛られず、ぜひ自分の感性を大切にしてね!と思ってしまう)

わたしの横にいた青年はかっけーって五十回は言ってたり。

 

人を巻き込む強さはあるのだけれど、リズムやメロディが複雑すぎて置いてきぼりを喰らう人も多いのかな。

メジャーを望むことがすべてではないけれど、ね。

 ↓↓ あまりにかっこよくてぶっとぶから、ぜひ聴いて~

Startin'

Startin'

 

  

最後は、広いイベント会場の片隅で、ライブ会場張りのグルーヴ。知らない人たち同士で、立って踊って声出して、あの一体感を味わう。音楽ってすごいよね。

この空気を立ち上げ、巻き込めるエスニも素晴らしいのだわ!

 

 

 

しみじみと思うのは。

マンションを選ぶとき、三茶の駅の地上に出てきて「あ。劇場のある街に住むっていいかも」と思ったあの瞬間が始まりだったこと。

震災があって、
わたしに地域のボランティアという意識が生まれ、その流れでヘブンアーティストのお手伝いをして、

もじゃくんやかずくんと出会ったんだ。

 

 

 

 

 

帰り道、人がいないのをいいことに、途中にある公園のブランコに乗る。えへへへ。

痛い? え、わたし、痛い人かな??? wwwww

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洗髪はしないんだよ

美容師の修行している友人のカットモデルになろうとしたらとんだ早とちりで、ショートカットはまだ切れないんだそう。

というのを機に、

少し伸ばし始めています。

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前髪だけは自分で切ってますヨ。伸ばすと地獄のような肩こりが待っているの。

猫っ毛のくせっ毛w タオルドライと自然乾燥でこのウェーブ。

ガーリーすぎてつけられなかったレース編みの赤いピアスが、何気になじむようになった気がする。

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んで、昨夜から気に入ってる髪型。↑↑

二十代だったらシッポにでかいおリボン結ぶとこだな。や、レースのシックなリボンがあったら、五十代でも結ぶかも。えへ。

 

 

ところで。

 

もう一年以上、シャンプーは使っていません。お風呂に入ったときシャワーのたっぷりのお湯で、毛穴をかしかしかしと洗うだけです。

どうしても汚れたなあというときは固形の洗顔せっけん(シン・ソープ)で軽く洗う。で、このせっけんだとリンスがいらない。お風呂場には一応、クエン酸グリセリンで作ったリンスが置いてあるけど、これは名残り。

 

www.morino-takarabako.com

 

年齢のせいもあるかもしれないけど、洗わなければ洗わないで済むように、からだが自分で整えるようになるのです。

わたしの場合シャンプーすると、毛穴が分泌する油分までなくなって、ぱさぱさぼうぼうになってしまい、じゃあとスタイリング剤を使うとこれが毛穴をふさいで髪の生育を阻むことになるから。

今は、自分の髪の油を黄楊の櫛で梳かしていきわたらせる。

 

同じ理由で、からだも洗いません。湯船につかるだけ。夏場はときどき洗うけどね。

顔はね。メイクするから、メイク落としは使うよね。

 

あ。ほぼ同じ理由で、基礎化粧品はへちま水(とローズウォーター)だけです。二十代からずっとなんだ。

岡崎京子さんの名言だっけ。化粧は麻薬と同じ。だんだん強いのじゃなきゃ効かなくなる。あれですよ。へちま水だけで満足する肌にすればいいんです。

 

ヘチマコロンの化粧水 400ml

ヘチマコロンの化粧水 400ml

 

  

ダマスク ローズウォーター 200ml

ダマスク ローズウォーター 200ml

 

 

 

 

そんな生活をしているから、街中の柔軟剤の匂いが拷問になるのかな。

洗濯せっけんは友人から教わって、今はこれを使ってます。セーターもこれで大丈夫みたい。 

生分解する洗剤 大きな海へ ポンプ付き500ml

生分解する洗剤 大きな海へ ポンプ付き500ml

 

  

 

げ。なんか怪しげなブログっぽくなっちゃったかな。

iPhone7 PLUS で撮りました

水曜日の夜のお堀端と、木曜日の夕方のお堀端です。わたしが過去持っていたどんなカメラよりも性能がいいみたいだ。

(原画の十分の一の大きさです)

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↑↑ 夜だからね、夜!

 

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『王家の紋章』 2回め

さて二幕めになって。

わたしの周辺の客席では、何人もが居住まいを糺したり、祈るように指を組んで息を飲んでいたり、

で、わたしはというと、若い人たちが深く心震わせてるなぁというその感覚に包まれて、囲まれて、それがとてもとても幸せで。

やがて後半の畳みかける疾走感に、わたし自身の気持ちも巻き込まれ、大きな充足感に満たされました。ほぅ。

 

はじまって四分の一くらいは未だ、あーどうしましょここに座ってていいの?どこをどう楽しめばいいのかしら(ごめんなさいね)とか感じてたのに。

この較差はなんなんでしょ。終わりよければ文句言うな!ってことかしら。

理屈とか好みとか、そういうものをガツンと越えてしまう何かってあるのよねえ。

 

そうそう。なんでこんなに理解できない世界観なんだろうと考えていて、これは妹視座の価値観だからか?と今回、思いつきましたよw だから長女にはイラッとくるのか?

アイシスさまのブラコンも基本、妹の視座です。断言。

 

 

さて。なんで二回目?って、Wキャストを両方を観るためです。観劇日の間が二週間空いていますので、切磋琢磨しあってるであろうキャスト同士を比べるのは、意味がないと思ってます。きっと一緒に進化成長し、同じ密度の芝居を、日々展開しているのだろうなと思います。

 

それでね。今回、終幕にかけて圧倒的にわたしをストーリーに巻き込んでいったのは、キャロ江ちゃんでした。

Wキャストの相方が絶対歌唱力の聖子さんというのは、比べられたりとずいぶんキツいことなのではと思います。うん。技術的にできてないこと多いしね。でもね、それは逆に、できる範囲のぎりぎりを毎回全力で勝負しているということで、その説得力たるや。想いの変化や決心がぐいぐいとこっちに迫ってきて、気持ちが一緒に引きずられて、とても素晴らしかったのでした。

この方、怒ってブンむくれた表情が魅力的だわね。他に類のないタイプのミュージカルヒロインの誕生かもしれないわ。

ただ、聖子さんと作り上げた?キャロルのブリッコ風な部分は、圧倒的に似合わない(たぶんキャロルがわたしの趣味ではないのです)と思う。もうちょっと違う角度から責められないかしら~ きんきん声できゃらきゃらしてるのがキャロルらしさなの?

 

  

 

宮野さんのイズミル(初演から四回目で初めて観られました)は、男子のタイプ(趣向)として、けんちゃんとの差別化があって楽しいわ。この方はメリハリのあるとてもわかりやすい感情表現で、こういう2.5次元ミュージカルに似合う演技ってこれなのかな?とか感じました。

イズミルのお衣裳やウィッグだと隠れてるけど、もしかしてこの方も今どき風の猫背?とか。ほかの舞台を観てみないとわからないわね。

 

 

彼方さんの熱心で緻密な役作りにも感動しました。他の演者とのからみなし、セットなしという過酷wの中で、たぶんご自身の脳内で周囲の状況や配置を計算して、描いて、実感しながら、百二十パーセントの演技をしてらっしゃるのかな?とか。それを帝劇空間でやってるんですもの。そのパワーに圧倒されましたよ。

 

 

で、気づいたんだけれど。アイシスさまも実は案外、他とのからみが少ない?

メンフィスと階段で対決、そのあと絶望するシーンは素晴らしかった!けれど、他のシーンが、この先どうやってひとりで深めていこうかと迷っていらっしゃる?という気がしたのでした。(どうなんでしょう)

もしそうなら、ヒントは彼方さん方式なのかも???

 

 

もひとり、他とからみの少ないイムホテップさま。モノローグすらない。

ラストのお歌は、あー主人公たちのお着換えタイムの尺あわせなのねぇ。とかw

いや。
おおらかに、たゆたうように、張り上げることなく静かに、のびやかに、フォークロアに。解決が回収されていないタイムスリップネタが、なんとなく納得できちゃうような、人生観みたいな、結論みたいななにかが醸せたらおもしろいかもな~とか、思ったよん。新しい歌い方の開発をしてみたら、みたいな?

 

 

えっと。最後に。

けんちゃんは、この公演は勝負どころだィとめちゃくちゃ気張り続けていて。マジそうだし、これは本人に少しリラックスしたらとかいうべきところではなく、走り抜け!なので。ほんとうに、頑張れ!なので。

周りの方たち。特に女子かな? 裏ではやさしく甘やかしてあげて~ よろしく~