ひょんなことから提出を求められ、昨夜は十年ぶりくらいに履歴書を書いた。
作業としては最終離職後の書き直しで、既成フォーマットを基にしたエクセルのオリジナル。先立つ面談のときの会話から、そうだよなあと西暦に書きなおす。就職目的ではないので、あれこれな活動もありのままに。
読み直して、ずいぶん自分らしいなと感じ、ちょっとうれしい。就職用に履歴書を書いていたころは、世間のフォーマットに当てはめた自分はこんなに狭くあいまいなのか?と首をかしげていた。これがわたし? うーん、わたしなんだろうけど???みたいな。
つまり今回は、十年前のわたしに「震災後のわたし」が書き加えられたわけだ。ミュージカル劇作、ボランティア、ワークショップ運営など。
ちょっと泣けた。この六年間わたしはこんなにも、わたしとして生きていたのか。知らなかったよ。
だいじょうぶ。もう少し頑張れるよ、自分。
そして春以降の新しいことにつながるのかは、まだわからない。