30年前のバイト仲間(!?)が出ている舞台を、そのときのバイト仲間と観に行きました!!
ちなみに。
世間的に正しい言い方は三谷幸喜さん作・演『不信』 atシアターイースト を観ました。で、
そしてバイトというのは、初代キャッツシアターのロビースタッフ。に、ときどき劇団研究生がお手伝いにきてくれてたので。
去年の大河ドラマの「叔父上」で大評判になった栗原英雄くんです。
30年ぶりだもの。わたしの中の「くり」は、
同期の中で一番年下で、デビューがおそくて、本人はくやしくて、バイト休憩中のロビーでひとり黙々とダブルピルエットの練習をしてた少年。
デビューしてからは、
『人間になりたかった猫』のライオネル(タイトルロール)であり、
少しおとなになってからは『ハムレット』の王妃役の役者(へびの衣裳)とか、
だから。
去年の大河ドラマで見たときは、うあー年取ったなあ(おたがいさまw)でしたが。
あれはホントウにステキな役で。(告白すると、わーわーこのシーン、この表情、祐一郎さんでも観たい! いいなあ! いい設定だなあ!と感じたおいしさ)
そして『不信』では、超ビッグネームのお三方相手の四人芝居で、
でも気負いのない自然なスタンスで、
色気もあり、笑いも呼び、説得力もあり、ブレず、
つまりめちゃくちゃいい役者、いい男になっていて。
わたしはなんともいえない感情に突き動かされてしまいました。
いい役者と新しく出会えることって、こんなにうれしいものなんだ。
次の舞台も観に行くね!と言ったら『パジャマゲーム』には、
あちわ姐さんやちひろちゃんやヘルヘルと、TdVファミリーが何人もご出演ではないですかっ! めちゃ楽しみ~☆なのでした。
『不信』も楽しみました。スタイリッシュで、皮肉で、おもしろくてやがて怖ろしきな展開。
段田さんと戸田さんは、さすがだなあ。
優香さんはいつもと全然違う雰囲気の役で。
あと発見しちゃった! たぶんこの方の背中から腰にかけてのフォルム、完全に完璧です。美しい~ だぶだぶの服の上からの印象だけどね、確信。
この芝居は三谷さんにとっても挑戦なのだと、くりから教わりました。
ヒトハコでなくて33場からなってるのもそうだし。あといろいろ。
あとね~
エクステつけてないわたしをみて、みほさん一言。「アーティスト感がうすれるわねぇ」
だそうです。