あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

自分の本性

昨夜スーパーノヴァな舞台を観て、からだをズッパリ引き裂かれ。

こぼれそうなざくろのような内臓を抱きかかえて(イメージです)、

ふとんの中でからだを折って痛みに耐える、そんな朝。

泣く真似をしてみたり、大丈夫であるフリをしてみても続かず、

胎児のようにまるまって、震えながら、

 

そんな自分を。

言葉を探し、言葉に置き換え続ける自分が、一方にはいるのだった。

これが自己の本性なのか。と情けない。

 

そして時計の二本の針が上を向き始めると、さすがに起きなきゃと考える自分がいる。

苦しんでいるつもりが、どうやら気が済んだらしい。これも本性。

 

禊の気分で湯船につかり、

泡立つ思いに翻弄され続けるのかと思いきや、

気がつくと、昨夜届けたメモの一文の説明足らずを悔いていたりするのだった。

 

「(あそこが)気になっている」ではなく「降ってくる台詞をトリガーに、あらためて世界や過去を見回して、最後の気持ちの折れがあるはず」としなければ、わからないよなあ、とか。

 

驚いて、苦笑する。これもわたしの本性。サガ。カルマ。

 

 

そして日常に戻るのだろうな。

 

 

この痛みを、からだに覚えさせて、

次からモノを書くときは、「だからわたしを甘やかしてほしいの!」という気分を爆発させられるようにする。

これが今日の学び。たぶん観客が求める、共感したいモノ。

 

 

ちなみに。

昨夜から、山盛りのバニラアイスとバナナの輪切りに、ハーシーのチョコソースをまわしかけたものしか食べていない。こういう状態になったわたしの胃は、そういう食べ物しか受け付けなくなるのだ。

甘やかしてほしいとからだが求めている。

のと、

頭を使うと脳が糖分を消費するというけれど、感情がかきまわされても脳(の別半分)が糖分をほしがるんじゃないかしらね。