※お散歩してきて追記しました!
自分の住所が大きく書かれたタイトルに惹かれて、電車の広告にうまうまと誘われました。マジ、つり革につかまりながら片手携帯でアマゾン開いちゃったよ!
はじめて読む作家さんです。
ここまで土地勘のある場所設定で、知っている固有名詞がちょろちょろと出てきて、なんかね、楽しい街歩きをしている気分になって、そりゃうきうきするの。
フィクション部分の舞台設定されてるビルに心当たりがあって、しかもお店の階数も、実際にプラネタリウムはないものの、あそこのバーかなぁ?という心当たり(一度しか行ってないけど)があり、
となると、エレベ降りた廊下の雰囲気がもう、うんうん☆とクリアなイメージだし。
あのとき、あのバーのおにいさんと、どんな会話をしたっけかなあ。まさかあのかれが今や作家さんだったりしたら、超絶ウケるな。とかね。
や、あのビルから千代の湯まで30秒は無理でしょ!(路地がフクザツ)とか、
※実際に歩いてみたら、あ、30秒って言い方でよし!な距離でした。ごめんなさい。
その地点からその地点の移動だったら、この横断歩道でこのルートで、んん、なんか本文とはニュアンスがズレるなあ、とか。
あれ? 小学校、そっちのなの?とか。
あの映画館は、なくなっちゃったんだよねえ!とかね。(ちなみに『横道世之介』という映画を観てたら、数秒、かっぱの映画館が映ってたよ)
まっとうな小説の読み方じゃないかしら。でもほかでは味わえない独特な愛しさがあるわよ。地元民限定かもしれないけれどね。
お話はキャラ設定が魅力的なので、映像化もありだなと気づき。
そしたら主人公はツマブキくんかしら、アヤノゴウくんかしら。弟は美尻HKのスズキなんとかくんよね。(実際の年齢差は知りません)そんなミーハーわくわくも楽しみましたよ。
あとね。子どもの頃、ギリシャ神話を読み込んでる自分としては、この解説は大爆笑でした。この世界観~~ いいなあ!
ごく最近、3巻がソフトカバー出たようなのですが、文庫版で買っちゃったからね、次に読むのは少し先だわね。
さいごに、かすかなネタバレも含んだことを。
わたしが一番ウケたのは、実は某編集部のシーンでした。いるいる、こーいういやらしー編集者!(昔10年ほど、マンガ家をやってました)
そいつに一言チクリと言いこめる主人公に、(これもスゴク限定感満載なんだけれど)ひっくり返って大笑い。めちゃスッキリしたわぁ~♡
※で、さっき地元TSUTAYAに行ったら、当たり前ですが、入口に山のように平積みされて、作家さんのサインもありました! 三軒茶屋にお住まいのようです。
描写からイメージすると、わたしとは逆で、駅より北にお住まいなのかな~とかねえ。なんとなく。