あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

手はどこに置く?

還暦まであと数年となっても、いまだにわからないことがある。

寝るときの姿勢、なのだよ。マジ悩ましい。

 

基本、寝つきがいいし。
隠居してからは、本を読んだりゲームをしたりと、ほんとにスゴク眠くなってからベッドに入ることが多いので、

姿勢など考える間もなく意識がなくなり、目覚めることがほとんどなのだが。

 

たまに、すとんと眠れなかったりすると、
枕の位置をなおしながら、幾度も寝返りを打ちつつ、

仰向いていたり、うつぶせでいるときはいいのだけれど、

問題は耳を枕につけていたいときだ。そんなとき、あるでしょう? で、そんなとき、みんなは手をどこに置いてる? 

  
わたしは気づくと、両腕を交差させて自分の両肩を抱いてるのだが、

どうにも窮屈で。心理的にはほどきたい。でも、ほどいた手をどこに置けばいいのかが、まるでわからない。

頬の下に敷いてるときもある。落ち着くがすぐにしびれる。

いろんな手の置き方を試してみる。

枕をふたつ置いてあるので、片方を抱いてみることもある。ちょっと落ち着く。

でも枕は、心地よい高さを調節するためにふたつあるわけで、
もっと言うと、少し重ねておいた枕の谷間に頭を落とし込むのがわたしは好きなので、ふたつないと困るのだ。

じゃあ専用の抱き枕があればいいのかというと、それはそれでチョット邪魔すぎる気がする。や、寝入ったあとは圧倒的に、邪魔だ。

 

毎回、どうすればいいの?とおろおろしているうちに、いつしか眠ってしまい、
結局結論はでないのだけれど。

そんなこんなで、この年齢まできてしまった。

 

結論がでないまま、死んでいくのかしら?