あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

血を飲まないのは

騎馬民族は来なかった (NHKブックス) 騎馬民族は来なかった (NHKブックス)
価格:¥ 914(税込)
発売日:1993-09

 

先日、出先の時間つぶしに、ふらりと古本屋のワゴンで買った本の続きを読み始める。

おもしろい。
どうおもしろいかは、リンク先↑↑のレビューを読んでいただくことにして。

ゆうべ、うぁっとなったのは、
家畜を喰う/その血を飲む、文化は世界的に珍しくなく、
逆に、長い歴史の中でそれがなかった日本の本州・四国・九州のほうが珍しい、とか。
つまり「家畜の血を飲む」ことに抵抗を感じるのは、世界的には珍しいらしい。

んぢゃ、ね。
ヴァンパイアに対する猟奇的な感覚、遊牧畜産民と非畜産農業民とが、同じだろうか?
風習としての距離感。
吸血鬼が、本州人のわたしには限りなくファンタジーだけれど、畜産民にしてみれば、通り魔に近い感覚なのか?とかね。