あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

舞台技術公開講座

地元劇場の技術基礎講座シリーズ?の、今日は大道具さん編に言ってきました。
過去、照明、音響、安全の講座に参加した、アレです。

本当は3月の予定でしたが、というわけで、延期。
というわけで他所のアチコチでは「中止」だった企画もあるのに、
ちゃんと企画しなおしてくれたのは、SePT技術部の持つ底力ですね。

 

説明しながらテキパキと、切り出しから始まって6×9尺パネル2種と3×6の平台を、
叩いてみせてくださいました。
いや、他の生徒さんたちは猫の手程度に一緒に叩いてましたが、
クギを打ったことのない (>_<) 自分は、尻込み、ご辞退、後ずさり。

しかし、

ちっちゃい頃、大工さんの手際にぽぉっと見とれた覚えは、どなたにもあると思いますが、
まさにアノ世界。 惚れ惚れ〜

道具すげっ、そうやって微調整をするのかって手際がすげっ。

寸法計算の理屈はわかっても、算数には頭がついていきません。
尺とミリの変換、説明されても、無理。

 

そして、なんていうのかな、
大道具さん業界の空気というのかな、に触れられたことが、宝物。

リーダーさんのこと、「棟梁」って呼んでらしたよ。
そりゃま、あの仕事ぶりは棟梁だ。

 

自主公演するときに、たとえば子どもたちに簡単なセットくらい作ってやれるかと言うと、
大いに怪しいけれど、
大泉の家の庭ででも、一度、試行錯誤してみる価値はあるかなぁ。

と考えて、
あ、材料だけでなく、道具をいろいろ買わなきゃいけないのね、と
気が遠くなりました。

でも、
全然、わけわかんない、おっかない、未知の世界が、
そんくらいは身近になったってことだよ。