まだ若い頃、50歳なんてのは迷いのない人生の達人に違いないと思ってましたが。
笑笑っ。
あと1か月で、到達するんですけど……?
迷うワ、枯れないワ。 後悔の黒こげ。 予定どおりに組めない人生。 生活。
今日は劇場で、うちわ片手に、声出して踊ってるし。
電車の中では、老眼鏡をかけながら舞城王太郎ナンカ読んでるし。
からだはネ、からだはくたびれたよね。 くたびれるよね。 50歳にもなると。
舞城王太郎がおもしろいと言ったのは23?歳のいとークン。
うぁーひゃー今どきのJKは、って、書いてるのはオトコなわけだし。
しかし新しくて、面白い。 この先、どう展開するんだ?
(読んでるのは『阿修羅ガール』です)
自分を精一杯出せば、人を楽しませられるってモンじゃないよね。
ヒカレるだけだ。
計算して、制御して。 最後には空っぽになってただ正直に
自分を投げ出す。
とか、思う最近。
なぁんだ、コレって、祐一郎さんの口癖じゃん。 って。
23?歳のいとークンの人生の悩みに、
おばさんちっくな考えは話せるけれど、
友人として相対する距離は49歳の友人たちと変わらない。
うーん。
50年間、自分はナニをしてたんだ?と思う。
思うけど、
次の瞬間には、別のことに考えは飛んでいる。
たぶんわたしは、70歳、80歳になっても、変わんないんだろーね。
からだはネ、からだはくたびれていくんだけどね。
えーと。
神経質にならざる得ないのは当然だが、
神経質になると喉が緊張するのも当然なンだし。
緊張しなければ、もう少し、大丈夫みたいに思えるけれど。
観客の期待に応えるため、陰で血反吐を吐いても
にっこり笑って舞台に立つことを選んだのはご自分なわけだし。
誰も、助けてはあげられないし。
だから、血反吐を吐かないで済む方法を自分で探してください
としか、
周囲は言えないんだ。
たぶんメンタルな方向で、方法はあるはずだと思うんだけど。