アマゾン(web本屋)の送料体系が変わって、
よくわからない、なんでこーなんですか?と2回重ねて質問したら、クレーマー扱いされたのか、(質問だけよ、クレームは書かなかったのよ)
12月過ぎのお届けですから、あしからずとかイバッテいたのが急に、
そっ揃いましたからってな感じで、注文分全部届けられました。
……これはこれで、チョット気分悪いっ!
でも本に罪はないので、コミックをばらばらと手に取る。
けいちゃんお薦めの「さくらの唄 上・下」
なんか甘酸っぱい違和感があるなと思ったら、80-90年代バブリーな時代に描かれた作品でした。
20代のけいちゃんのお気に入りだというから、現在進行形のコミックだと思い込んでたんだい。 ふーん、けいちゃんって、うふふふ、こういうのが好きなのネと思いながら読むのが案外楽しい。
ほほえましい上巻とぶっとびの下巻。 担当(編集者)が途中で変わったのかな?
ファッションとか言葉遣いとか設定とか、バブリーな頃の空気にきゅううんとくるのだが、
内容は今でも通じる。
次に手にしたのは「男と女の部屋」 阿久悠作 上村一夫画
し、昭和の演歌の世界だぁ。
短編集の2作めまで読んで、撃沈。
単純な思い込みがはがゆい。 退屈。 今日の体調のせいにしておこうか。
昭和の恋愛は、すでにパターンとなりにけり。
次。 白土三平「死神少年キム」
どんどん、昔々に描かれたまんがへと遡っていきます。
奇妙な西部劇なんだが、よみながら心臓が痛かった。
作家のしめつけられるような孤独が届いてくる、みたいで。
ふつーの荒唐無稽な昔々の少年まんがなんだよ。 でも主人公と周囲の距離感が醒めている。 人間社会よりも、動物や自然との関係が近しいって匂いなの。
神話伝説シリーズを買ったついでだったんだけれど、思いがけない拾いもの。
マア、読んだ順も偶然だったのだれど。
何十年単位の時間の中に曝されて、
変わらない人の思いと古びていく感性があるんだなあ、と。
さて、次は島田虎之介を読もうかな。