あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

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本をたどる

ボラ先の図書室の破棄本として拾ってきたのは、あさのあつこさんの初期の作品。『バッテリー』しか読んでないので、少女を主人公にした文章に興味があったし。 

あかね色の風/ラブ・レター (幻冬舎文庫)

あかね色の風/ラブ・レター (幻冬舎文庫)

 

『あかね色の風』の透子は 『バッテリー』の巧の原型でもあるそうです。

 

そして。

『ラブ・レター』を読みながら、わたしは遠い記憶を引っかかれるのを感じた。女友だちがまっすぐ前を向いて発言をする、その横顔を見掘れる主人公。

そうだそうだ。

思い出したのは、これ。 

れくいえむ (1973年)

れくいえむ (1973年)

 

確か中学生だったわたしが背伸びして読んだのだから、少し年上のあさのさんが読んでいないわけがない。と思う。

主人公が、思い出をたどりながら、ただ死んでいくだけの話。だったと記憶している。そんな反戦小説。

母から「エス」という言葉を習った。

エス (文化) - Wikipedia

あさのさんの作品ではそんな感じはほぼなかったけどね。もう一度、読みたくなり、『れくいえむ』の古本を買った。

 

 

 

そういえば、

その前に時間をかけて読んでた(忙しかったのと、とっつきが悪かったのとで)のは、

アイリーンはもういない

アイリーンはもういない

 

これは、似て非なるおはなし。女子ふたりの関係性をさぐりながら、読む。最後の急展開が、ね。突拍子もないのに、現実的な共感できるというw

 

 

わたしは、女友だちに強烈にあこがれた経験がないので、自己否定ももっと屈折してたし、

なのである意味、未知の世界なのかもしれないわね。