うーん。 どんなにエラそうなことを書いても、あ、最後の踊りの振りを踊れなかったあげんさんね、で終わっちゃうなぁ。
(開放されに観にいっているはずなのに、最後の最後でナンデ振り付けに縛られなきゃいけないの?と、実は、ずっと、内心、思ってます。 ――気にしないでくださいね。 振り付けがなきゃ踊れないお客さまのほうが、たぶん多い?)
席が、最前列の最上手。 右側からはスピーカーの大音量。 下手袖中のスタッフさん、丸見え。 だったので、作品について語れるほど、ちゃんと観てたとは思えないしねえ。
わたしには、おおっという部分と、ふーんとが、それぞれたっぷりありました。 が。
客席の反応や終演後の人の流れでは、「期待通りで満足!」みたいな空気なので、
ウルサイことを言う必要はないのかな。
山田先生が、「落とし穴」に気づいていないはずはないでしょうし。
だから原点に戻って、
祐一郎さん、お疲れさま〜 声がよく出てて嬉しかったよ〜
一幕最後の教授とのやりとり、すっごくおもしろくなってたよ〜
以前の公演のと変えた箇所と、同じ箇所と。 とても納得がいったの〜
『欲望』でね、開次さんの光を宿した金髪が、伯爵の闇を深くしてるように見えたんだよ〜
くらいの感想に、しとくかな。
浦井さんに宿っていた透明感や詩情がチョット興味深かったこと、と。
ジェニファさんは、ふくれっ顔がかぁいい、のと。
これから続くのだものね。 とても楽しかったです、ということで。