あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

「R」を観たのは、これで5回め

                 2008/5/22 18・30〜 シアタークリエ

クリエの座席は偉かったです。 3時間、痛めた腰が全然気にならなかった。 スタンディングも大丈夫。 
帰りの電車では、ちゃんと痛かったから。 やっぱり椅子の工学が偉かったのだと思う。

今日の席はプロセミアムアーチが全部視界に入る位置で。
その全体と中の装置と照明と、人間の大きさとのバランスの美しさを堪能しました。
舞台上の人たちにはわかるまい。 
黄金比率とかナンだろうか。 どのシーンも美しい「絵」、格調のある舞台という「絵」なんだよ!

それはもちろん、
役者さんたち全員が、舞台や客席の空間を支配できてるからだと思うし、
装置家も照明家も衣装デザイナーも計算してるからなんですが。
んっっっっっとに、キレイな絵だった。
なんで今まで気がつかなかったのだろう。
終幕近くでは、客席の持つ空間までもが装置の一部に見えてきて。

 

役者さんたちがいろいろと工夫している様子がステキだ。
成功していたり、失敗していたり。
ふんわりと効果を出していたり、声を張りすぎて壊していたり。

そして妙なことに感動して申し訳ないのですが、
舞台袖の向こうに広い広い世界を感じる。
屋敷では広大な屋敷の一室を切取ってるとちゃんと感じさせられる。 
火事のシーンで遅れて出てくるメイドさんが長い廊下や階段を走ってきたからだと感じさせてくれる、とか。

 

今日はちゃんとちゃんと、ラブソングを聞かせてもらった♡と感じたヨ。 ステキだった!