あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

本番前 です

午後にある 地域のWS の発表会の……[E:sweat01]

夕べは真夜中に、トマトソースなんかをつくっていました。
ずっとあとまわしにしていたのに、ね。 
今日の夕飯は、ウニのパスタに挑戦!してみます。

わたしはこんなふうにナーバスですけれどね、
(ああ、今後、本番前の「役者さん」には思いっきりやさしくなれるなと確信しました。 よかったね)
抹茶さんからこれから朝一番、テニスに行ってきます。怪我はしませんから。とかメール入ってるし。
わたしだけかも。 入試当日みたいな気分でいるのは。 

よくもまあ、ここまで来れたなって心境です。
みんなで創った作品。
書き出した言葉、書き直した台本は10cmくらいのファイルになっているけれど、
最終原稿は30枚弱(400字詰め換算)。
取材した素材も、アイディアも言葉もいっぱいいっぱい捨てて、
すっきりとまとまったのは20数分の、音響も照明もいらない素舞台。

それでも結論は、
作劇とは人間関係を編み上げていくことなんだね、ってことでした。

 

       [E:pencil]___________________________

 

夜中、人から電話をもらって(その前に携帯にメールも入ってた)、
かの女はある状況で、自分が「No!」と即答してしまったことにショックを受けていて。
絶対に口にしないような性格なので、わたしも驚いたけれど。
そのあとは、今まで話さなかったことにまで話題が発展して、ふたりで大笑いして話を終えて。

トマトソースをつくりながら、ふと、
かの女の「No!」はカミサマ(←便宜上の言葉として捉えてください)が言わせたんじゃないか?という考えにとらわれた。
今回、「No!」と言われた側の人は以前、他の人への容赦のない「No!」という態度で、
さんざんわたしたちに迷惑をかけたのに
ずっと自分の正当性だけを押し通してきてたんだよね。

言葉はぐるりとコダマして戻ってくるんだ。
その人の思いやりのなさが、一番キツイ形で戻ったんだって気がするんだよ。
やさしい他人の口を借りて。

で、
わたしのその人への評価というか、エラそーだけれど、
人間関係を編めない人とはこれ以上、一緒に何かはできないからサ、と。
そりゃあ、できなくはないだろうれど、悩ましいコトは他にいっぱいあるんだから、
スルーできる問題はスルーできる状況に自分を持っていきたいんだよ、と。
電話にはそう答えてました。
うん。 スゴク嫌なヤツですね、わたし。

 

       ___________________________[E:pencil]

 

えーと、先日、1年間の戯曲セミナーが終了しました。
最後の講義は井上ひさし大先生! うわ、喰えない!オジサマ。
人間の到達点をひとつ、魅せていただいた。 
いろいろな意味でいろいろと、スゴかったです。 思っていた以上に。

 

そしてセミナーを通して、わたしの近くには人間という宝石がいくつも残されました。
[E:shine]巡り会う[E:shine] って言葉、信じちゃうかも!

この宝石たちとこれから新しいことをしたいんだ。

                              ^ー^)v